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2020年4月17日金曜日

Microsoft Teamsの使い方その他の備忘録

オンライン会議システムとして急激に広がったZoomだけど、セキュリティ上の懸念が多数見つかり、その代替としてMicrosoft Teamsが注目を集めているようで…。

ただ、自分自身もオンライン会議システムをあまり活用していなかったので、備忘録としてリンク集作ってあります。

・Microsoft Teamsクライアントダウンロード
https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/download-app

・日本語マニュアル・クイックガイド・ビデオ(MS日本語チームblog)
https://blogs.windows.com/japan/2020/03/09/teamsguide/

以下の紹介URLのページ最下部の無料でサインアップから利用開始。
https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software?rtc=1

自分のメールアドレスで登録しようとしたときに、一度も使ったことないのに『誰かが既に組織に Teams をセットアップしています』と出る場合があり。

どうやらメールアドレスの@以降(ドメイン名)で同一組織と判定しているため、一般的なプロバイダのメールアドレスを使用しているとこのメッセージが出る模様。

ちなみに、自分が使用しているMSアカウントで、Gmailについては誰かが学校アカウントで登録した模様で、学校版Officeのサインアップに誘導される事態となっている…

これだと一般的なプロバイダメールでは利用できないという事が判明(実質的に早いもの勝ち状態)。独自に使いたければ、ドメインを別途取る必要がありそう。
※またはOffice365一般法人向けのOffice 365 Business PremiumまたはOffice 365 Business Essentialsが必要になりそう。

・Office 365 各エディション選択画面
https://products.office.com/ja-JP/compare-all-microsoft-office-products-b?activetab=tab:primaryr2

また、新たにわかったことがあれば必要に応じて追記予定。

注)Office365は2020/4/22以降Microsft 365に名前が変わり、各エディションも名称変更予定。

2020年3月13日金曜日

東芝製PCのCPU利用率高騰に対処する

一時期前の東芝製PC(REGZA PC/Dynabookブランド)で、CPU占有率が高騰してPCの動作が全体的に遅くなる現象が出ることがある。
ユーザー宅PCの動作が非常に重いという相談で訪問したところ、この現象に遭遇した。
(主原因は業務利用していたアプリが必要としてたMySQLがメモリの大量消費だったが、副次的にCPU使用率の高騰を発見。)

タスクマネージャーで確認してみたところ、原因はCyberLink Media Server Serviceというサービスによって起動されるプロセス2つがリソースを喰いまくっていることだった。

このサービスに関連するアプリとして、CyberLink MediaSyncがあるが、東芝製のタブレットやスマホと同期をとるためのもので、使わなければ使わない無用の長物。
別途RZスイートは東芝REGZAとネットワークで連動させるアプリで、この機能を使わなければ、これまた不要なものなので削除対象。

注意点はWin10に更新されたPCの場合には、コントロールパネルからでないと削除できないことがある(設定→アプリからでは権限の関係で削除不可表示がでることあり)。
コントロールパネルはスタート→Windowsシステムツール→コントロールパネルで呼び出すか、タスクバーの検索ボックスにcontorlと入力すると表示される。

これで件のCPU占有率高騰の原因がなくなったので、タスクマネージャーで確認してお客様宅での終了。

なお、この世代のPCには東芝公式アドウェア、東芝プレイス(ガジェットエンジンも同様)や更に悪質なWinZipも入っているのでこちらも見つけ次第削除することをおすすめする。

2018年11月28日水曜日

ネット環境調査に使えるツール(Android)

仕事先や自宅等でWi-Fi環境の調査を行うときに多用するツール(Android用)の忘備録。

●Speedtest.net
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.zwanoo.android.speedtest
近隣のサーバーとの速度テストを実施するアプリ、計測時の見た目がかっこいい。

なお計測するときは、自動で選択されるサーバー(西日本だと台湾あたりを選んじゃう事がある)ではなく、同一国内の特定のサーバーに固定すると比較しやすい。
※個人的にはspeedtest.netの東京をよくチョイスする。

●Wifi Analyzer
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.farproc.wifi.analyzer
Wi-Fiの電波状況を調べるツール。Wi-Fi親機単独でのレベル表記なども可能。アクセスポイントの一覧表示にすると、中継機の存在も確認できる。
Wi-Fiの電波が強いのに、速度が出ないときなどはWi-Fiの混み合い(電波の重複など)加減を調べるとよいだろう。

●Fing
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.overlook.android.fing&hl=ja
ネットワークスキャナー、LAN内の端末検索やtraceroute機能などがある。
ツールの中にポートスキャン機能も装備。

●Network Analyzer
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.techet.netanalyzerlite.an
Fing+Wi-Fi Analyzerのようなツール、ただし英語ソフト
(出てくる用語はよく使用する単語なので使う分にはあまり困らないかも)
特定のIPにPingを打ったりなどPCで普段やっているネットワーク調査と同じことがほぼ行えるのが便利。

2018年6月7日木曜日

Androidの端末探索通知を隠蔽する

AndroidやiPhoneには端末を万が一紛失しても端末を探し出す機能がある。
この機能は一歩間違えれば、プライバシー侵害ともなり得るが、保護者が子供の位置を知ったり盗難や紛失の際にはとても強い味方となる。端末近くまで来たら音を鳴らしたり、操作をロックしたり、最悪回収を諦めるなら端末のデータ消去すら可能である。
※SIMの無効化は別途サービス会社に手続きを取る必要がある。

ちなみにこの機能は利用時に当該端末と同一Googleアカウントでないと利用できないので、誰でも他人の端末位置を特定できるわけではない。

◆事前の準備と使い方
Android 搭載端末を紛失しても見つけられるように準備する
(Google ヘルプ)

紛失した Android 搭載端末の位置の特定、ロック、データ消去を行う
(Google ヘルプ)

ただし、唯一の弱点として端末の探索を行うと対象端末に通知が送られるため、端末の(オーナーではなくその時点での)所有者に知られてしまう結果となる。
盗難にあった端末なら電源を切られたり、水没させられるかもしれない。

そこで以下の方法で通知を表示させないようにできる。


(1)設定→アプリ→Google開発者サービスを探し通知をタップする。

(2)すべてブロックを選択する。

これで、端末の位置特定時に一瞬GPSは点灯するものの場所特定の通知は表示されない。

使い方によってはプライバシー侵害ともなりうるので、あくまでも保護者が子供の端末に仕込む、あるいは自分の端末の自衛用として活用してほしい。

2018年4月27日金曜日

ユーザープロファイル破損によるログイン失敗に対処する

3月、4月のWindows UpdateでWidows7や10でログイン画面に『ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました』というメッセージが出てログインできなくなるトラブルが多発した。

マンスリーロールアップが原因になっているのは間違いなさそうではある。
この症状が出た時の復旧方法を以下に紹介する。

復旧方法:
(1)セーフモードから起動、レジストリを操作してユーザーアカウントプロファイルを復旧させる。
※レジストリを操作するので、失敗しないよう要注意
(1)セーフモードで起動
Windows7の場合、電源投入直後にF8連打。テキストメニューが出たらカーソルキーでセーフモードを選択、Enterで起動
ASUS Windows 8-「セーフモード」へのアクセス方法
ASUS Windows 10-「セーフモード」へのアクセス方法
※Win8/10はASUSのWebがわかりやすいのでリンク掲載

(2)レジストリエディタを起動
スタート→ファイル名を指定して実行(またはWinキー+R)を選びregeditと入力してEnter

(3)以下のレジストリキーの中を開く
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList

(4)S-1-5で始まるフォルダーで同じ名前で最後に.bakがあるものを見つける。
・事前にbakなしのフォルダ末尾に.baをつけてから末尾の.bak削除
・.baを.bakに打ち替える。

(5).bakなし(.bakを削除した)のフォルダを開き、値操作
RefCountのDWORD値(16進)を0にする
StateのDWORD値(16進)を0にする

(6)エディタを閉じてPC再起動


(2)セーフモードで起動、システムの復元を実施。その後当該KBをWindows Update対象から外す。
特定KBをアップデート対象から外す方法(FJV's GARAGE Annex内)
※こちらのほうが簡単に復旧するが、脆弱性が残る事、翌月も発生する可能性がある点に注意。

参考:MSサポート
"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される(Microsoft サポート)

月例ロールアップ更新プログラムの適用後の 1 回目のシステム再起動時にサービス実行アカウントが一時ユーザー プロファイルになる場合がある(Ask CORE)
(簡単に書くとデスクトップが初期化されドキュメントも空っぽになる現象)

2018年4月19日木曜日

Google mapの距離測定が思いのほか使える件

仕事でケーブルの引込距離の計測(厳密なものではなくだいたいわかれば良いレベル)とか、街中での移動距離などで、距離を測りたい時にこれまではGoogle Earthとかを使っていたのだけど、しばらく前からGoogle MapにもAPIではなくネイティブに実装されていたようだ。

使い方は簡単。
任意の場所(計測する起点になる場所)で、右クリックして距離を測定を選択。


あとはポイントをクリック(修正時はドラッグでOK)していくだけ。


ポイントが増えると、ポイント間の誤差の累積で精度は落ちていくけど、そこそこの精度。地図の測位系の誤差などを気にしなければかなり使える。

ロードバイク用のコースとかはルートラボやGarmin Connectに落ちる(道路追従がない・測定結果の機能がない)けど、簡易的な測定には十分実用レベル。

ちなみにモバイル版Google Mapでもポイント追加がちょい面倒(始点終点間にポイントを追加していくスタイル)だけど距離測定は利用可能。
Android版ヘルプ
iPhone,iPad版ヘルプ

まだ使ったことないって人はぜひお試しあれ。

2018年3月20日火曜日

ネット時代の写真に関する法律とマナーを学ぶ良書

インターネットが身の回りのデバイスになって大分なるが、ネットにアップする写真に関するマナーや法律に関する事を正しく理解している人がどの程度いるだろうか?

Instagramなどの写真投稿ありきのSNSのほか、TwitterやFacebook、Lineなど写真のアップロード~公開の機会は無数にあるはずだ。

昔のように、カメラで撮影した画像をスキャナでPCに取り込んで、加工してネットにアップというのが、スマホやタブレットでごく簡単にその場でできるようになり、噴出してきたのは撮影対象のプライバシーや著作権、肖像権などの権利にまつわる問題や撮り鉄による敷地侵入や破壊行為などに代表される撮影者のマナー問題である。

これら、法律とあるべきマナーなどを具体的に解説した特集が、アサヒカメラの2017年2月・3月号の2号にわたり掲載されたが大きな反響を呼びまたたく間に売り切れてしまった。
この特集を1冊の本にまとめた写真好きのための法律マナー (アサヒオリジナル)(1,296円)が3月19日に発売になった。


写真好きのための法律マナー (アサヒオリジナル)
*リンクはAmazonの商品詳細ページ

この中では、写真撮影の際によく問題となる肖像権や著作権などの法律的問題から撮影者のマナー、そして人物撮影に関連する(盗撮)冤罪からの防衛方法、果ては第三者による写真の無断使用と戦う方法、撮り鉄問題など写真にまつわる問題を多岐に取り上げた良書と言える。

写真撮影を趣味とする人だけでなく、インスタ映えを目指して写真を撮る人などにもぜひ一読してもらいたい。Kindle版も出ている(書籍版より200円安い)ようなので、端末に常備しておいてもいいだろう。

2018年3月14日水曜日

Win10でエクスプローラーの起動が遅くなる問題を解消する

Windows10に限らず歴代Windowsの標準ファイルマネージャであるエクスプローラー(explorer.exe)、シェルプログラムとして重要な動作をしている。




Windows10でエクスプローラーを起動した時に、上に緑のバーが伸びていってなかなかファイル一覧が表示されない(酷いときには何分もかかる)問題が発生することがある。
この場合、PCの再起動またはタスクマネージャーでexplorer.exeを直接終了~起動で復旧するのだけれど、それだけではしばらく利用していると再発する。

エクスプローラーには、Win7以降ファイルの利用履歴を元に頻度の高いファイルをトップに表示するWindows Searchサービスと連携したクイックアクセスという機能がある。

こいつが曲者で、ファイルの利用履歴をキャッシュしており、そのキャッシュの確認にエクスプローラーの起動が遅くなる問題を引き起こしている。
もし、エクスプローラーの起動が遅い・引っかかる現象が出始めたときは以下の設定変更をお試し頂きたい。

(1)まずエクスプローラーのオプション変更
エクスプローラーのオプション(エクスプローラー起動後、表示→オプション。あるいはファイル名を指定して実行を開き『Rundll32.exe shell32.dll,Options_RunDLL 0』を入力)を開いて以下の部分を変更する。
・エクスプローラーで開く クイックアクセス→PCへ変更
・プライバシーの項目で、最近使ったファイルをクイックアクセスに表示するのチェックを外す
フォルダまで外すかはお好みで…
・エクスプローラーの履歴を消去するの右になる消去ボタンをクリック

ここまでやったらOKを押す。

(2)次にエクスプローラー自体のキャッシュも合わせて削除。
Win+R(またはスタートボタンを右クリック)でファイル名を指定して実行を開き、以下のアドレスを入力(コピペ可)。
 %AppData%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations 
------------------------------------
%AppData%の部分についてたいていは、
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\
である。
※隠しフォルダ扱いなので、上記の方法で開いたほうが楽。
------------------------------------
その中にある.automaticDestinations-msファイルを全て削除。
※キャッシュはすぐ生成されるるが気にしなくて良い。

これで、クイックアクセスの読み込みに待たされることなく軽快に起動することだろう。なお、クイックアクセスのオプションでフォルダ表示のチェックをはずしてもピン留めされたフォルダは表示され続ける。
全部非表示にしたい場合には、クイックアクセス内のフォルダを右クリックして、『クイックアクセスからピン留めを外す』を選択すればOK。

(3)最後に電源管理の設定を変更
Win8以降高速スタートアップという再起動時にPCの起動速度を上げる機能があり、CPUやメモリの状況を保存するものがあるが、こちらが悪影響となりエクスプローラーの動作不良の原因となる事がある。
起動速度は遅くなるが、完全にシャットダウンする設定にしてしまったほうがシステムは安定する。(ここは意見が分かれるところだろうが、自分はきちんとシャットダウンする方を推奨する)

[高速スタートアップ無効化手順] 
※管理者権限を持ったユーザーで設定すること

設定→システム→電源とスリープ→(関連設定)電源の追加設定を開く。
※あるいはコントロールパネル→ハードウエアとサウンド→電源オプション

左側メニューの『電源ボタンの動作を選択する』を選択。
現在利用可能ではない設定を変更しますのリンクをクリック、アクセス制御の警告(権限昇格)が出たら「はい」を選択する。
このあと下段の[シャットダウン設定]内の[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックをはずして、変更の保存をクリック、PCを再起動したら完了。


(参考)
高速スタートアップを無効にした場合の留意点 (Microsoft Ask CORE)

(1)~(2)だけでも改善する場合があるのだが、自分の場合には(3)までやってようやく改善した。
これで軽いエクスプローラーが帰ってきた。


2018年2月27日火曜日

1~2月のWindows Updateにともなう不具合(追加情報)

前記事:WindowsのCPU脆弱性緩和パッチによる再起動・PCフリーズ等の問題について

このほかにも、複数の不具合例が発見されたようなので、覚え書きとして…

更新プログラム適用後、IC カードリーダーが認識しなくなる事象について
(マイクロソフト Network & AD サポートチーム)

Win7、KB4057400およびKB4074598導入で事象発生。
回避策
(1)当該のパッケージを削除、セキュリティ対策のみのパッケージを導入(KB4074587※Windows Updateカタログからダウンロード)

パッケージ削除手順はマイクロソフトのページ参照。

(2)コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→サービスのRemote Desktop Services サービスを無効化、当然リモートデスクトップ接続が利用できなくなる。
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Windows10 月例アップデートKB4074588によるキーホード・マウス利用不能、BSOD
(PC Matic Tech Talk)

KB4074588によりUSBキーボードやマウスが利用不能になるという面倒なもの。
PS/2キーボードやマウスは利用できるとのこと。
ただし、大半の機種はUSBのみというのも多いので、トラブルに遭遇する前にWin10システムインストールディスクかUSBを作成することを推奨。
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ほかにもありそうなので、あれば追記します。

2018年2月20日火曜日

WindowsのCPU脆弱性緩和パッチによる再起動・PCフリーズ等の問題について(2018/2/27追記)

2018年1月にほぼ全てのCPUに関する脆弱性、Meltdown(メルトダウン)、Spector(スペクター)が見つかり、各OSで修正ファイルが提供された。

CPU の脆弱性の問題(Meltdown/Spectre)関連情報について
(Microsoft Japan Windows Technology Support)

Windowsの場合1月および2月のWindows Updateで修正ファイルが提供されたが、一部の機種で再起動を繰り返したり、セキュリティソフト(メーカー問わず)との相性不具合、起動後フリーズなど複数の不具合を引き起こしていることが確認されている。

対策方法としては以下の通り。

・使用しているウイルス対策ソフトを確認。
※古いバージョンを使っていると、不具合が発生する可能性があり。
※一部では最新版でも不具合が発生する事がある。
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どこぞの量販店では、使ってるウイルス対策ソフトが悪いと断言して、ソフトを売りつける行為をやってるようで…。(危うく顧客がその被害にあうところだった)
------------------------------------
具体的にはレジストリに設定がない限り導入されないようになっている…のだが、対応済みのウイルス対策ソフトにも関わらず問題が噴出している模様。
レジストリに以下の記載があると、CPU脆弱性緩和パッチが導入される。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat
名前:cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc
種類:REG_DWORD
値: 0x00000000

・Windows 8および10で再起動を繰り返す時は、システムの回復メニューからセーフモードを起動、もしくはシステムの復元を利用してWindows Update導入前の状態(例:2月中旬から問題が出た場合には、2/13以前を選択)へ戻す。
※大抵は複数回再起動を繰り返したあとに回復メニューが表示されている場合が多い。

ASUSのサイトがわかりやすいのでリンクを紹介する。

ASUS Windows 8-「セーフモード」へのアクセス方法

ASUS Windows 10-「セーフモード」へのアクセス方法
※セーフモードよりシステムの復元で導入以前に戻すほうを推奨。

・この状態で復旧したら、問題の起こっているアップデートを導入しないように非表示にする。

◆特定のアップデートを非表示にする(導入させない)方法
●Win7/8の場合
Windows 7のWindows Updateで必要ない更新プログラムを非表示にする方法(121ware.com)※Win8も同じ

※今回の場合は重要な更新の方を選択して非表示化。
対象…○月のマンスリーロールアップと記載されたもの(KB番号はOSのバージョンによって違います)、それ以外のものを非表示に必要はない。

◆Win10の場合(ちょっと面倒)
更新の表示/非表示回避策パッケージを利用する。

(1)以下のURLから 「更新プログラムの表示または非表示」トラブルシューティング ツール パッケージをダウンロード

ドライバーの更新プログラムが Windows 10 に一時的に再インストールされないようにする方法(Microsoft)

(2)ダウンロードしたwushowhide.diagcabをそのまま実行。
問題検出が開始される。

(3)以下は英語メニュー(中学生レベルの簡単な英語)、Hide updatesを選択。

(4)非表示にしたいパッケージを選択して次へボタンをクリック。
※Security Monthly Quality Rollupなどと記載されている。

◆おまけ
・Win7/8ではDiXiMツールでの不具合発生例あり。
※プログラム一覧で名前にDiXiMと入っているもの、使用しないなら削除。
>Windows 7、及びWindows 8.1環境で、Windowsアップデート【KB4056894】【KB4056895】を導入後にWindows PCが再起動を繰り返す事象について(DigiOn)

ついでだから、プリインストールソフトウエア(メニューソフト等)およびツールバー全般も利用機会がほぼないものに関しては削除対象でもいいだろう。
※何に使われれいるかわからない場合手を出さない(大抵はパッケージ名でググれば出てくる)
※Javaの場合6,7は即削除、AdobeReaderも8,9,10も削除対象。

(2018/2/27追記)
この他にもICカードリーダー利用不可とか、USBデバイス利用不可など深刻な問題が出ている模様(以下当ブログ記事参照)。
※ごく一部の現象というのが救いではある。
1~2月のWindows Updateにともなう不具合(追加情報)


2018年2月13日火曜日

Windows 10 のプリインストールアプリを削除する


Windows10では、幾つかのMS製アプリがプリインストールされており、そのサービスを使わせようと強制してくる。
この自社アプリの猛烈な推しがマイクロソフト批判の一因にもなっている。


一般のアプリと違い、これらプリインストールアプリを設定→アプリ一覧からアンインストールしようとするが、ボタンがグレーアウトされ、容易に削除できないようになっている。


これらの使わないアプリにリソースを食われたり、強制的に設定を変更させられるのも面白くないので、アンインストールをしてしまおう。

使うのはWindows PowerShell。
スタートボタンを右クリックして、管理者権限で起動する。


Windows PowerShellが起動したら、以下のコマンドを入力する。

Get-AppxPackage

このコマンドでインストールされたパッケージ一覧が表示される。
※結構な量が表示されるのでゆっくり対象を探そう。

表示される内容はこんな感じ。
Name : Microsoft.ZuneVideo
Publisher : CN=Microsoft Corporation, O=Microsoft Corporation, L=Redmond, S=Washington, C=US
Architecture : X64
ResourceId :
Version : 10.17122.15711.0
PackageFullName : Microsoft.ZuneVideo_10.17122.15711.0_x64__8wekyb3d8bbwe
InstallLocation : C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.ZuneVideo_10.17122.15711.0_x64__8wekyb3d8bbwe
IsFramework : False
PackageFamilyName : Microsoft.ZuneVideo_8wekyb3d8bbwe
PublisherId : 8wekyb3d8bbwe
IsResourcePackage : False
IsBundle : False
IsDevelopmentMode : False
Dependencies : {Microsoft.VCLibs.140.00_14.0.25426.0_x64__8wekyb3d8bbwe, Microsoft.ZuneVideo_10.17122.15711.0_neut
ral_split.scale-100_8wekyb3d8bbwe, Microsoft.ZuneVideo_10.17122.15711.0_neutral_split.language-ja_8
wekyb3d8bbwe}
IsPartiallyStaged : False
SignatureKind : Store
Status : Ok

このなかのPackageFullNameの項目を参照。(黄色文字部、バージョンによって名前が微妙に変わってくるので上記はあくまでも一例。)
(FullNameをドラッグ選択、マウス右クリック、またはCTRL+Cでコピー操作。マウス右クリック、またはCTRL+Vでペースト)

Remove-AppxPackage (PackageFullName)

でアンインストールできる。
※ストアから再インストール可能。

ちなみに各パッケージ名(Name)は、

フォト……………………Microsoft.Windows.Photos
映画とテレビ……………Microsoft.ZuneVideo
マップ……………………Microsoft.WindowsMaps
Grooveミュージック……Microsoft.ZuneMusic

上記のPackageFullNameをコピーしてコマンドを実行すれば削除される。


2018年1月15日月曜日

Win10で1月4日以降Edge起動時に真っ白表示や操作を受け付けなくなる現象について

2018年1月4日にWindowsセキュリティ更新プログラム導入以降、Edge起動後にWebが表示されず真っ白のままフリーズしてしまう現象が多発している。

対応策は、ウイルス対策ソフトを最新版に更新もしくは再インストールとなる。
※Webが開けない現象が発生している場合には、先にウイルス対策ソフトのアンインストールを実施してから最新版をダウンロードとなる。

予想される原因:
●古いウイルス対策ソフトを使用している場合、WindowsカーネルおよびEdgeの通信が阻害されサイトからの応答待ちが続くため、Edgeがフリーズしたように見えてしまう。
(その他の原因で同様の症状が出る場合もあります)

対応策:
●ウイルス対策ソフトを最新のものに更新する。

■重要■注意事項:
※アンインストールには削除ツールを使用する事を推奨。
(メーカーサイトからダウンロード)

※再インストールのためシリアル番号の控えがあることを確認すること(アンインストール前ならソフト本体から確認可能)

※ウイルス対策ソフトメーカーのWebから最新版をダウンロードしてインストールすること。(手持ちのCD/DVDからインストールしない)

参考サイト:
■マイクロソフト
重要: 2018 年 1 月 4 日にリリースされた Windows セキュリティ更新プログラムとウイルス対策ソフトウェア

ADV180002 | 投機的実行のサイドチャネルの脆弱性を緩和するガイダンス
セキュリティ アドバイザリ


投機的実行のサイドチャネルの脆弱性から保護するための IT プロフェッショナル向け Windows クライアント ガイダンス

------------------------------------
■トレンドマイクロ
ウイルスバスターアップデートのお知らせ(トレンドマイクロ)
※今回の問題に対応するもの

2018年1月マイクロソフト社のセキュリティ更新プログラムに関するお知らせ(上記に関する技術資料)
------------------------------------
■ノートンシリーズ
1/14現在特別なアナウンスはない。
------------------------------------
■カスペルスキー
2018年1月のマイクロソフト社のセキュリティアップデートへのカスペルスキー製品の対応状況に関するお知らせ
------------------------------------
■その他ウイルス対策ソフトの情報は随時更新します。



2017年12月28日木曜日

Win10でVAIO Smart Networkを無効にする

クライアントのPCでWi-Fiに接続できないというトラブル発生。
預かり調査としたが、VAIO(SONY版)でWin7→Win10に更新されているもの。

単純に原因から言うと、当時のVaioにはVAIO Smart Network(以下VSN)というアプリがプリインストールされてて、こちらの操作がWindowsの操作を上書きしてしまうのが原因。

…なのだが、こいつがちょっと厄介で御存知の通りVAIOがSONYから離れて3年余、一応サポートページはあるのだが、当然ながらWin7機のWin10へのサポートは実施されていない。

アナウンスでもVAIO Smart Networkは機能しない…とされているが、Win7→10へ更新されたPC上では動作しており、さらにアンインストールができない(アンインストールしようとすると『利用中のOSには対応していない』とアナウンスが出て削除ができない)ため、ツボに嵌ってしまうのである。

この手のWi-Fiマネージメントアプリは、WidowsXP以前のOSではWi-Fi(無線LAN)があまり一般的ではなく、OSによる管理がまだ不十分だった時代の遺産でしかない。
Wi-Fiの接続が一般的になり、OSによる管理もきちんとできるようになった今となっては要らないものの代表格である。

故に以下の手順でVSNを無効化する必要がある。
Win10の操作はバージョン1709(2017年秋版)でのもの。

------------------------------------
VAIO Smart Network(以下VSN)の無効化手順
------------------------------------
(1)タスクバーからVSNを開き、すべての無線デバイスがonになっていることを確認。
※これを必ずはじめにやらないとハマる。

(2)スタートボタン(左下のWindowsマーク)を右クリックして『コンピュータの管理』を開く。

(3)サービスを開き、その中のVSNServiceを見つけて、右クリックしてプロパティを開く。

(4)スタートアップの種類が自動または自動(遅延開始)となっているので、無効に変更してその下の停止ボタンをクリック。
※この時点でサービスが停止し、タスクバーのVSNアイコン(緑の場合もあり)が消えることを確認。

(5)次にタスクスケジューラを開く(同じコンピュータの管理から)。

(6)タスクスケジューラライブラリ→SONY Corporation→VAIO Smart Nerwork内のVSN Logon Startを右クリックして無効にする。
(これで自動起動をすべて阻止)

(7)PCを再起動して自動起動しないことを確認したら完了。


ちなみに、同様の機能を持つアプリが富士通のPCにもデフォルトでインストールされている(Plugfree NETWORK)がこちらはコントロールパネルからすんなりアンインストールできる。
またルーターにも似たような管理アプリが添付しているが、こちらも基本的には不要。ルーター付属のCDやアプリがなくても大半のルーターはブラウザ経由で設定可能である。
*クライアントマネージャ(Buffalo)、らくらく無線スタートEX(NEC)等


2017年12月16日土曜日

nrcアイウエアのラインナップメモ(忘備録)

某有名メーカーのOEM先、nrcの製品群がいつの間にか相当増えているので、忘備録兼ねて特徴を整理。(レンズは全てツァイス製ポリカーボネートレンズを使用)
https://xseries.nrcocchiali.com/
画像はX3のガビア(nrcサイトから)

●X1
基本スタイル、1枚レンズ仕様
レンズ中央上部に補強のためのパーツあり。
峠の名前の付いたカラーデザイン5種、レンズカラーはデザイン毎に固定。

・アングリル(フレーム:黄緑、グレイレンズ:レッドミラー)
*アルト・デ・ラングリル(標高1570m)、最高勾配23%のブエルタ・ア・エスパーニャ最大といえる超級山岳。

・ガヴィア(フレーム:ピンク、レンズ:ブルーミラー)
*がヴィア峠(標高2652m)、ジロ・ディ・イタリアの中でも最高難度の峠。雪と低体温に苦しまされることが多い。

・ゾンコラン(フレーム:ブルー・レンズ下青、グレイレンズ:カーボンミラー)
*モンテ・ゾンコラン(標高1750m)。ジロ・ディ・イタリアに過去5回登場したアルプス山岳。

・ラ・ルドゥート(フレーム:赤、レンズ:レッドミラー)
*リエージュ~バストーニュ~リエージュのフィニッシュ前にある峠

・ステルヴィオ(フレーム:白にイタリア国旗色のワンポイント、レンズ:調光レンズ)
*ステルヴィオ峠(標高2757m)、イタリア北部のアルプス山中にスイス国境に面した峠。ジロ・ディ・イタリアにも度々登場している。

●X1RR(Race Ready)
レース仕様、カラバリ2種。
X1で特徴だったレンズ中央上部のパーツなし、軽量化のため?
レンズはブラウンレンズにゴールドミラーとクリアレンズのモデルがある。

●X2
X1の下縁ありタイプ。
ジョーブレイカーっぽい感じ。
カラバリ(アングリル、ミュール・ド・ユイ、ゾンコラン、ツールマレー、ステルヴィオ)
・ミュール・ド・ユイ(フレーム白・レンズ下赤、グレイレンズ:カーボンミラー)
*ご存知『ユイの壁』、フレッシュ・ワロンヌ以外にも世界選でも登場したことのある激坂。距離は1.3Km短いが最大勾配26%という勾配を誇る。

・ツールマレー(フレーム:黒・緑、グレイレンズ:ブルーミラー)
*ツールマレー峠(2115m)、ピレネー山脈にある標高差は1404mの超級山岳。ツール・ド・フランスで登場する。

●X3
X1のレンズ交換タイプ、クリアレンズが付属してくるので夜間でも使いやすい。
カラバリはX1と同じ5種

●X4
レンズセパレート、下にフレームがあるタイプ。
カラバリは3種(セッラ・ロンダ、ブロックハウス、ステルヴィオ)
・セッラ・ロンダ(フレーム:青黒、レンズ:ブルーミラー)
*セッラ峠(標高2218m)、ジロ・デ・イタリアでは2級山岳とされる。ドロミテ山群のなかにあり、ジロ・ディ・イタリアでは度々登場する。

・ブロックハウス(フレーム:赤黒、レンズ:レッドミラー)
*ブロックハウス(標高1665m)アペニン山脈にある山岳の名前。10%前後の勾配が続く1級山岳。

●X5
レンズセパレート、レンズ下フレームなし。クリアレンズ付属
カラバリ4種(サクリモンティ、モルティローロ、ブロックハウス、ステルヴィオ)
・サクリモンティ(フレーム:オレンジ、レンズ:ブルーミラー)

・モルティローロ(フレーム:ダークグレー、レンズ:ブルーミラー)
*モルティローロ峠(標高1852m)、ロンバルディア州にある1級山岳。最大勾配18%という難所で、峠の入口にはマルコ・パンターニの追悼碑がある。

●RX1
いわゆるメガネ型のスポーツサングラス。
カラバリは5種(ストーム、ウォーター(ブルーミラー)、スノー(レッドミラー)、ライト、マグマ)

●DARK RIDE
X1,X2,X3の黒フレームモデル。各種1種ずつ。
レンズはX1カーボンミラー、X2ブルーミラー、X3レッドミラー。

なお、Amazonでは基本取り扱ってないので、ショップに個別に聞いてみるのが吉。

(追記)
2017年モデルの一部で、日本人の目に合わせて遮光レベルを下げたらしい。
※日本人は瞳の色が濃いため、ブルーアイに比べて紫外線に強い