2020年3月27日金曜日

Zenfone 5Z(ZS620KL)のカッコいい耐衝撃ケースを物色する

Zenfone5Z(ZS620KL)を購入して約1年、国内発売から約1年半経過した。
こうなってくると、ケースの選択肢が徐々に減ってきており手帳型はまだ多く出ているが、背面カバー型でかつ耐衝撃対応(MIL規格…自称ってのも多いw)のものとなると選択肢がぐっと減ってくる。(Zenfone5(ZE620KL)と外寸は完全に同じなので5Z専用品というものは存在しない)

今の所、『まともな』耐衝撃ケースとしては過去に紹介したフィノンと今回新たに購入したライノシールドの2種に限られてしまう。
※Amazonで検索しても耐衝撃を謳っていても、単なるペラペラの背面カバーで落下の衝撃にまともに耐えられそうにないものばかりが目立つ。フィノンの劣化コピー版もかなり増えている。

フィノンのカバーのレビューはこちら↓
Zenfone5Zのカバー探しに思ったより苦労した件

フィノンのカバーは背面が本体のデザインを活かすためだと思うが、アクリル製クリア仕様のため傷がとてもつきやすい。
まぁ安いからどんどん入替えていけばいいんだけど、もう少し堅牢なのはないのかな~と探してみた。

ライノシールド製のカバーは基本黒とカーボンの2種。
今回購入したカーボン仕様のほうはフルカーボン製ではなく、ラミネート(貼り合わせ)加工と思われる。


RhinoShield(ライノシールド)ASUS Zenfone 5/5Z SolidSuit耐衝撃ケース‐黒

フィノンのカバーが1500円くらいなのに対して、黒が3680円、カーボンが4380円と倍以上でカーボン版のほうがさらにお値段がやや高め。

実際に届いたものはこんな感じ。
カーボンの質感はなかなかカッコいい。
内側は細かい模様が入っており接触面積を減らすような感じの仕上げ。
コーナー部はわずかながら隙間が空くようになっており、密着させないことで落下時の衝撃を吸収する仕組みなのはフィノンと同様の構造。背面も厚みがあるのでカメラ部の突起も宙に浮くような感じでレンズ自体も保護されている。

レビューを見ると、堅牢故にケースの装着はともかく外すのが死ぬほど大変とか、携帯破壊する勢いでひねらないとだめとか、恐ろしい文言が並んでいた(笑)ので、かなり身構えていた。

本体装着前だと、こんな感じでしなるくらいの硬さ。
ソフトケースと比較するとだいぶ硬めだが、言うほど大変なのかな?と思ったが、確かに一旦装着すると端末本体の剛性も加わってなかなか着脱に苦労しそう。

…とはいえ、付属のカード(英語表記なので読まない人が多かったのか?)を読むと、簡単に外すコツが書いてありそのとおりに行うと本体を破壊する勢いで力を込める必要もなかった。相当硬めではあるが…。
カラーが前述の黒系だけなので、色味が限られるのとZenfone5Z背面の美しいガラス仕上げが見えなくなる点が欠点か。
なお、背面がクリアではないメリットとして、カメラ利用時にフラッシュライトの明かりや太陽光が乱反射して、カメラに入射するというクリアカバー故の欠点がなくなったのは非常にポイントが高い。

なお、注意点として構造上フレーム部は厚みがあり頑丈にできているため、後付けのQi充電パッドなどが装着不可となる。Qi充電パッドを使いたいときはフィノン一択になるだろう。
※フィノンはフレーム部が軟質のため、コネクタを通す事ができる。

カバー装着してから数日後早速1.5mくらいの高さからアスファルトに角から落としてしまったのだが、カバーの角に傷がついた程度で本体は無事だった。
※ガラスフィルムには亀裂が入っちゃったけど…^^;

2020年3月13日金曜日

東芝製PCのCPU利用率高騰に対処する

一時期前の東芝製PC(REGZA PC/Dynabookブランド)で、CPU占有率が高騰してPCの動作が全体的に遅くなる現象が出ることがある。
ユーザー宅PCの動作が非常に重いという相談で訪問したところ、この現象に遭遇した。
(主原因は業務利用していたアプリが必要としてたMySQLがメモリの大量消費だったが、副次的にCPU使用率の高騰を発見。)

タスクマネージャーで確認してみたところ、原因はCyberLink Media Server Serviceというサービスによって起動されるプロセス2つがリソースを喰いまくっていることだった。

このサービスに関連するアプリとして、CyberLink MediaSyncがあるが、東芝製のタブレットやスマホと同期をとるためのもので、使わなければ使わない無用の長物。
別途RZスイートは東芝REGZAとネットワークで連動させるアプリで、この機能を使わなければ、これまた不要なものなので削除対象。

注意点はWin10に更新されたPCの場合には、コントロールパネルからでないと削除できないことがある(設定→アプリからでは権限の関係で削除不可表示がでることあり)。
コントロールパネルはスタート→Windowsシステムツール→コントロールパネルで呼び出すか、タスクバーの検索ボックスにcontorlと入力すると表示される。

これで件のCPU占有率高騰の原因がなくなったので、タスクマネージャーで確認してお客様宅での終了。

なお、この世代のPCには東芝公式アドウェア、東芝プレイス(ガジェットエンジンも同様)や更に悪質なWinZipも入っているのでこちらも見つけ次第削除することをおすすめする。

2020年3月2日月曜日

SIMロック解除済みHuawai P20liteで他社SIMを認識しない現象に対応する

仕事上、多くのスマホを触る機会があるが、au販売のHuawai P20lite(SIMロック解除済)持ち込み端末に新しいSIMを挿入した結果頭を抱え込んだ。

新SIM挿入し、端末再起動後に

SIMネットワークサブセットロック解除NCK

という表示が出てそこから進まなくなってしまった。
※端末はまだSIMロックが生きており解除コード入力待ちの状態。


auに問い合わせるも、こちらは手続きが終わっているの一点張りで、端末のメッセージを案内しても、そんなの知りませんという回答。
本体は売るけど、ハードウエアごとの詳細挙動はシラネという安定のクオリティ。常時上から目線の塩対応が糞すぎてそれ以上話をする気にならない。

海外のサイト含めて調べ回った挙げ句にわかったことは、SIMロック解除を行っても本体側の情報更新がされない(新しいSIMを受け付けない)場合がある。ということだった。

以下はその対処法。
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(1)新しいSIM挿入時に上記メッセージが出た場合には『無効』ボタンを押す。

(2)これで本体が操作できるようになるので、まずWi-Fi接続(必須)

(3)『設定』→『システム』→『端末情報』→『端末の状態』を開く。

(4)『SIMロックの状態』を開き、画面下部の『SIM STATUS UPDATE(または『SIMステータスを更新』と日本語表記)』をタップ。

(5)自動的に再起動するので、再起動後SIMを認識している(アンテナピクトが立つ)ことを確認後、アクセスポイントの設定(※)を実施し、接続確認して終了。
※『設定』→『無線とネットワーク』→『モバイルネットワーク』→『アクセスポイント名』で利用中の回線事業者のアクセスポイントを選択or作成。


実際に、ステータス更新してもSIMロック状態の解除がなされない場合には、(SIMロック解除処理が)失敗している可能性も含めるべきか。
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中古端末などでキャリア販売端末のSIMロック解除済というアナウンスがどこまで信用できるかの目安になるかもしれない。

ちなみにSIMロックを解除しても、起動時のキャリアロゴ表示や、メモリー焼き付けのプリインストールアプリはなくならないので、悪しからず。