2013年11月2日土曜日

JPCERT/CC オープンリゾルバテストページ開設

ここ最近不正アクセスを行うための手法として、オープンリゾルバを利用したDNS amp攻撃が増えている。

DNS amp攻撃:
オープンリゾルバ(外部からの逆引き問合せに応答するDNSサーバーを利用して、小さなパケットを巨大なサイズのパケットにして送り込むことで、対象をダウンさせようとするDDoS攻撃手法の一つ)

イメージ図:

(IIJてくろぐより)

詐称したIPで問合せ → オープンリゾルバDNS → 詐称されたIPへ応答

という流れ。

プロバイダにおける対応はだいぶ進んだとはいえ、一般家庭のブロードバンドルーターにも脆弱性があって、オープンリゾルバ状態のルーターがまだ多数存在する。実際にNTTを攻撃した際はこのルーターの脆弱性が活用された。

これら一般家庭のオープンリゾルバ問題の解消のために、JPCERT/CCがオープンリゾルバ確認サイトの運用を開始しているので、ルーター利用者は一度ためしてみることをおすすめする。

JPCRT/CC オープンリゾルバテストページ
http://www.openresolver.jp/