2020年3月13日金曜日

東芝製PCのCPU利用率高騰に対処する

一時期前の東芝製PC(REGZA PC/Dynabookブランド)で、CPU占有率が高騰してPCの動作が全体的に遅くなる現象が出ることがある。
ユーザー宅PCの動作が非常に重いという相談で訪問したところ、この現象に遭遇した。
(主原因は業務利用していたアプリが必要としてたMySQLがメモリの大量消費だったが、副次的にCPU使用率の高騰を発見。)

タスクマネージャーで確認してみたところ、原因はCyberLink Media Server Serviceというサービスによって起動されるプロセス2つがリソースを喰いまくっていることだった。

このサービスに関連するアプリとして、CyberLink MediaSyncがあるが、東芝製のタブレットやスマホと同期をとるためのもので、使わなければ使わない無用の長物。
別途RZスイートは東芝REGZAとネットワークで連動させるアプリで、この機能を使わなければ、これまた不要なものなので削除対象。

注意点はWin10に更新されたPCの場合には、コントロールパネルからでないと削除できないことがある(設定→アプリからでは権限の関係で削除不可表示がでることあり)。
コントロールパネルはスタート→Windowsシステムツール→コントロールパネルで呼び出すか、タスクバーの検索ボックスにcontorlと入力すると表示される。

これで件のCPU占有率高騰の原因がなくなったので、タスクマネージャーで確認してお客様宅での終了。

なお、この世代のPCには東芝公式アドウェア、東芝プレイス(ガジェットエンジンも同様)や更に悪質なWinZipも入っているのでこちらも見つけ次第削除することをおすすめする。

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