どうやら9月末をもって、Win11/10におけるWin7/8.1のアップグレードが完全にできなくなった模様。
以下リンクはマイクロソフトのアナウンス。
Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade
https://devicepartner.microsoft.com/en-us/communications/comm-windows-ends-installation-path-for-free-windows-7-8-upgrade
対象となるのは、新規にアップグレードしたもの。
これまでにアップグレードしたものはそのまま利用可能。
今後は、Win11のライセンスを新規購入する必要がある。
2023年10月18日水曜日
2019年1月7日月曜日
Windows UpdateによりExcel2010が起動不能になる不具合と修正手順について
2019年1月2日にリリースされたExcel2010用の更新プログラム(新元号対応プログラム)について、起動不能になったり、入力中にExcelがクラッシュするなどの不具合が多発した模様。
関連記事
年始早々システムトラブル その①『札幌市役所でシステム障害 住民票などの発行できず』とNHKニュース/その②『Excel2010 の更新プログラム KB4461627 を適用するとExcelが異常終了するようになる』との報告も (Togetter)
これを受けてマイクロソフトでも検証確認した結果、当該のパッチKB4461627とOffice2010用のKB4032217、KB4032225、KB4461616のパッチを公開中止した。
それぞれのパッチにおけるアンインストール手順の内容は以下に記載。
参考:
Excel2010用削除対象と削除手順
KB4461627
Office2010用削除対象と削除手順
KB4032217
KB4032225
KB4461616
なお、Office2010のライフサイクルでは2020年10月13日でサポート終了となっており、そろそろOffice365や2016/2019への更新を検討する時期が近づいている。
Office2010ののサポート ライフサイクル
Windows7に至っては2019年度内に発生する問題(2020年1月にサポート終了)のため、合わせて更新の準備をしてもいいだろう。
以下はAmazonのリンクです。
Microsoft Office Personal 2016 (最新 永続版)|カード版|Windows|PC2台
Microsoft Office Home and Business 2016 (最新 永続版)|カード版|Windows|PC2台
Microsoft Office 365 Solo (最新 1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限
*Office365は1年のみ利用可能なライセンスなので、ライセンス更新が必要です。
Microsoft Windows 10 Home April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版
Microsoft Windows 10 Pro April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版
関連記事
年始早々システムトラブル その①『札幌市役所でシステム障害 住民票などの発行できず』とNHKニュース/その②『Excel2010 の更新プログラム KB4461627 を適用するとExcelが異常終了するようになる』との報告も (Togetter)
これを受けてマイクロソフトでも検証確認した結果、当該のパッチKB4461627とOffice2010用のKB4032217、KB4032225、KB4461616のパッチを公開中止した。
それぞれのパッチにおけるアンインストール手順の内容は以下に記載。
(1)Windowsキーを押しながらRを押して、ファイル名を指定して実行を開き、名前に appwiz.cpl を入力してOKを押す。 (2)プログラムのアンインストールまたは変更が表示されたら、左上の「インストールされた更新プログラムを表示」を選択。 (3)表示された一覧から、KB4461627、KB4032217、KB4032225、KB4461616をそれぞれ探して右クリックでアンインストールを選択して削除する。 ※アンインストールは各個に行う(まとめて削除はできない)。 |
Excel2010用削除対象と削除手順
KB4461627
Office2010用削除対象と削除手順
KB4032217
KB4032225
KB4461616
なお、Office2010のライフサイクルでは2020年10月13日でサポート終了となっており、そろそろOffice365や2016/2019への更新を検討する時期が近づいている。
Office2010ののサポート ライフサイクル
Windows7に至っては2019年度内に発生する問題(2020年1月にサポート終了)のため、合わせて更新の準備をしてもいいだろう。
以下はAmazonのリンクです。
Microsoft Office Personal 2016 (最新 永続版)|カード版|Windows|PC2台
Microsoft Office Home and Business 2016 (最新 永続版)|カード版|Windows|PC2台
Microsoft Office 365 Solo (最新 1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限
*Office365は1年のみ利用可能なライセンスなので、ライセンス更新が必要です。
Microsoft Windows 10 Home April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版
Microsoft Windows 10 Pro April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版
2018年4月27日金曜日
ユーザープロファイル破損によるログイン失敗に対処する
3月、4月のWindows UpdateでWidows7や10でログイン画面に『ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました』というメッセージが出てログインできなくなるトラブルが多発した。
マンスリーロールアップが原因になっているのは間違いなさそうではある。
この症状が出た時の復旧方法を以下に紹介する。
復旧方法:
(1)セーフモードから起動、レジストリを操作してユーザーアカウントプロファイルを復旧させる。
※レジストリを操作するので、失敗しないよう要注意
(2)セーフモードで起動、システムの復元を実施。その後当該KBをWindows Update対象から外す。
特定KBをアップデート対象から外す方法(FJV's GARAGE Annex内)
※こちらのほうが簡単に復旧するが、脆弱性が残る事、翌月も発生する可能性がある点に注意。
参考:MSサポート
"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される(Microsoft サポート)
月例ロールアップ更新プログラムの適用後の 1 回目のシステム再起動時にサービス実行アカウントが一時ユーザー プロファイルになる場合がある(Ask CORE)
(簡単に書くとデスクトップが初期化されドキュメントも空っぽになる現象)
マンスリーロールアップが原因になっているのは間違いなさそうではある。
この症状が出た時の復旧方法を以下に紹介する。
復旧方法:
(1)セーフモードから起動、レジストリを操作してユーザーアカウントプロファイルを復旧させる。
※レジストリを操作するので、失敗しないよう要注意
(1)セーフモードで起動 Windows7の場合、電源投入直後にF8連打。テキストメニューが出たらカーソルキーでセーフモードを選択、Enterで起動 ASUS Windows 8-「セーフモード」へのアクセス方法 ASUS Windows 10-「セーフモード」へのアクセス方法 ※Win8/10はASUSのWebがわかりやすいのでリンク掲載 (2)レジストリエディタを起動 スタート→ファイル名を指定して実行(またはWinキー+R)を選びregeditと入力してEnter (3)以下のレジストリキーの中を開く HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList (4)S-1-5で始まるフォルダーで同じ名前で最後に.bakがあるものを見つける。 ・事前にbakなしのフォルダ末尾に.baをつけてから末尾の.bak削除 ・.baを.bakに打ち替える。 (5).bakなし(.bakを削除した)のフォルダを開き、値操作 RefCountのDWORD値(16進)を0にする StateのDWORD値(16進)を0にする (6)エディタを閉じてPC再起動 |
(2)セーフモードで起動、システムの復元を実施。その後当該KBをWindows Update対象から外す。
特定KBをアップデート対象から外す方法(FJV's GARAGE Annex内)
※こちらのほうが簡単に復旧するが、脆弱性が残る事、翌月も発生する可能性がある点に注意。
参考:MSサポート
"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される(Microsoft サポート)
月例ロールアップ更新プログラムの適用後の 1 回目のシステム再起動時にサービス実行アカウントが一時ユーザー プロファイルになる場合がある(Ask CORE)
(簡単に書くとデスクトップが初期化されドキュメントも空っぽになる現象)
2018年2月27日火曜日
1~2月のWindows Updateにともなう不具合(追加情報)
前記事:WindowsのCPU脆弱性緩和パッチによる再起動・PCフリーズ等の問題について
このほかにも、複数の不具合例が発見されたようなので、覚え書きとして…
更新プログラム適用後、IC カードリーダーが認識しなくなる事象について
(マイクロソフト Network & AD サポートチーム)
Win7、KB4057400およびKB4074598導入で事象発生。
回避策
(1)当該のパッケージを削除、セキュリティ対策のみのパッケージを導入(KB4074587※Windows Updateカタログからダウンロード)
パッケージ削除手順はマイクロソフトのページ参照。
(2)コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→サービスのRemote Desktop Services サービスを無効化、当然リモートデスクトップ接続が利用できなくなる。
------------------------------------
Windows10 月例アップデートKB4074588によるキーホード・マウス利用不能、BSOD
(PC Matic Tech Talk)
KB4074588によりUSBキーボードやマウスが利用不能になるという面倒なもの。
PS/2キーボードやマウスは利用できるとのこと。
ただし、大半の機種はUSBのみというのも多いので、トラブルに遭遇する前にWin10システムインストールディスクかUSBを作成することを推奨。
------------------------------------
ほかにもありそうなので、あれば追記します。
このほかにも、複数の不具合例が発見されたようなので、覚え書きとして…
更新プログラム適用後、IC カードリーダーが認識しなくなる事象について
(マイクロソフト Network & AD サポートチーム)
Win7、KB4057400およびKB4074598導入で事象発生。
回避策
(1)当該のパッケージを削除、セキュリティ対策のみのパッケージを導入(KB4074587※Windows Updateカタログからダウンロード)
パッケージ削除手順はマイクロソフトのページ参照。
(2)コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→サービスのRemote Desktop Services サービスを無効化、当然リモートデスクトップ接続が利用できなくなる。
------------------------------------
Windows10 月例アップデートKB4074588によるキーホード・マウス利用不能、BSOD
(PC Matic Tech Talk)
KB4074588によりUSBキーボードやマウスが利用不能になるという面倒なもの。
PS/2キーボードやマウスは利用できるとのこと。
ただし、大半の機種はUSBのみというのも多いので、トラブルに遭遇する前にWin10システムインストールディスクかUSBを作成することを推奨。
------------------------------------
ほかにもありそうなので、あれば追記します。
2018年2月20日火曜日
WindowsのCPU脆弱性緩和パッチによる再起動・PCフリーズ等の問題について(2018/2/27追記)
2018年1月にほぼ全てのCPUに関する脆弱性、Meltdown(メルトダウン)、Spector(スペクター)が見つかり、各OSで修正ファイルが提供された。
CPU の脆弱性の問題(Meltdown/Spectre)関連情報について
(Microsoft Japan Windows Technology Support)
Windowsの場合1月および2月のWindows Updateで修正ファイルが提供されたが、一部の機種で再起動を繰り返したり、セキュリティソフト(メーカー問わず)との相性不具合、起動後フリーズなど複数の不具合を引き起こしていることが確認されている。
対策方法としては以下の通り。
・使用しているウイルス対策ソフトを確認。
※古いバージョンを使っていると、不具合が発生する可能性があり。
※一部では最新版でも不具合が発生する事がある。
------------------------------------
どこぞの量販店では、使ってるウイルス対策ソフトが悪いと断言して、ソフトを売りつける行為をやってるようで…。(危うく顧客がその被害にあうところだった)
------------------------------------
具体的にはレジストリに設定がない限り導入されないようになっている…のだが、対応済みのウイルス対策ソフトにも関わらず問題が噴出している模様。
・Windows 8および10で再起動を繰り返す時は、システムの回復メニューからセーフモードを起動、もしくはシステムの復元を利用してWindows Update導入前の状態(例:2月中旬から問題が出た場合には、2/13以前を選択)へ戻す。
※大抵は複数回再起動を繰り返したあとに回復メニューが表示されている場合が多い。
ASUSのサイトがわかりやすいのでリンクを紹介する。
ASUS Windows 8-「セーフモード」へのアクセス方法
ASUS Windows 10-「セーフモード」へのアクセス方法
※セーフモードよりシステムの復元で導入以前に戻すほうを推奨。
・この状態で復旧したら、問題の起こっているアップデートを導入しないように非表示にする。
◆特定のアップデートを非表示にする(導入させない)方法
◆おまけ
・Win7/8ではDiXiMツールでの不具合発生例あり。
※プログラム一覧で名前にDiXiMと入っているもの、使用しないなら削除。
>Windows 7、及びWindows 8.1環境で、Windowsアップデート【KB4056894】【KB4056895】を導入後にWindows PCが再起動を繰り返す事象について(DigiOn)
ついでだから、プリインストールソフトウエア(メニューソフト等)およびツールバー全般も利用機会がほぼないものに関しては削除対象でもいいだろう。
※何に使われれいるかわからない場合手を出さない(大抵はパッケージ名でググれば出てくる)
※Javaの場合6,7は即削除、AdobeReaderも8,9,10も削除対象。
(2018/2/27追記)
この他にもICカードリーダー利用不可とか、USBデバイス利用不可など深刻な問題が出ている模様(以下当ブログ記事参照)。
※ごく一部の現象というのが救いではある。
1~2月のWindows Updateにともなう不具合(追加情報)
CPU の脆弱性の問題(Meltdown/Spectre)関連情報について
(Microsoft Japan Windows Technology Support)
Windowsの場合1月および2月のWindows Updateで修正ファイルが提供されたが、一部の機種で再起動を繰り返したり、セキュリティソフト(メーカー問わず)との相性不具合、起動後フリーズなど複数の不具合を引き起こしていることが確認されている。
対策方法としては以下の通り。
・使用しているウイルス対策ソフトを確認。
※古いバージョンを使っていると、不具合が発生する可能性があり。
※一部では最新版でも不具合が発生する事がある。
------------------------------------
どこぞの量販店では、使ってるウイルス対策ソフトが悪いと断言して、ソフトを売りつける行為をやってるようで…。(危うく顧客がその被害にあうところだった)
------------------------------------
具体的にはレジストリに設定がない限り導入されないようになっている…のだが、対応済みのウイルス対策ソフトにも関わらず問題が噴出している模様。
レジストリに以下の記載があると、CPU脆弱性緩和パッチが導入される。 キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat 名前:cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc 種類:REG_DWORD 値: 0x00000000 |
・Windows 8および10で再起動を繰り返す時は、システムの回復メニューからセーフモードを起動、もしくはシステムの復元を利用してWindows Update導入前の状態(例:2月中旬から問題が出た場合には、2/13以前を選択)へ戻す。
※大抵は複数回再起動を繰り返したあとに回復メニューが表示されている場合が多い。
ASUSのサイトがわかりやすいのでリンクを紹介する。
ASUS Windows 8-「セーフモード」へのアクセス方法
ASUS Windows 10-「セーフモード」へのアクセス方法
※セーフモードよりシステムの復元で導入以前に戻すほうを推奨。
・この状態で復旧したら、問題の起こっているアップデートを導入しないように非表示にする。
◆特定のアップデートを非表示にする(導入させない)方法
●Win7/8の場合 Windows 7のWindows Updateで必要ない更新プログラムを非表示にする方法(121ware.com)※Win8も同じ ※今回の場合は重要な更新の方を選択して非表示化。 対象…○月のマンスリーロールアップと記載されたもの(KB番号はOSのバージョンによって違います)、それ以外のものを非表示に必要はない。 ◆Win10の場合(ちょっと面倒) 更新の表示/非表示回避策パッケージを利用する。 (1)以下のURLから 「更新プログラムの表示または非表示」トラブルシューティング ツール パッケージをダウンロード ドライバーの更新プログラムが Windows 10 に一時的に再インストールされないようにする方法(Microsoft) (2)ダウンロードしたwushowhide.diagcabをそのまま実行。 問題検出が開始される。 (3)以下は英語メニュー(中学生レベルの簡単な英語)、Hide updatesを選択。 (4)非表示にしたいパッケージを選択して次へボタンをクリック。 ※Security Monthly Quality Rollupなどと記載されている。 |
◆おまけ
・Win7/8ではDiXiMツールでの不具合発生例あり。
※プログラム一覧で名前にDiXiMと入っているもの、使用しないなら削除。
>Windows 7、及びWindows 8.1環境で、Windowsアップデート【KB4056894】【KB4056895】を導入後にWindows PCが再起動を繰り返す事象について(DigiOn)
ついでだから、プリインストールソフトウエア(メニューソフト等)およびツールバー全般も利用機会がほぼないものに関しては削除対象でもいいだろう。
※何に使われれいるかわからない場合手を出さない(大抵はパッケージ名でググれば出てくる)
※Javaの場合6,7は即削除、AdobeReaderも8,9,10も削除対象。
(2018/2/27追記)
この他にもICカードリーダー利用不可とか、USBデバイス利用不可など深刻な問題が出ている模様(以下当ブログ記事参照)。
※ごく一部の現象というのが救いではある。
1~2月のWindows Updateにともなう不具合(追加情報)
2017年12月21日木曜日
EPSON製プリンタで11月のWindows Update以降印刷できなくなる問題発生
エプソン製プリンタで11月のWindows Update以降印刷できなくなる現象が発生、問題発生しているプリンタはインクジェット、ドットインパクトのほかPCレジなどで使われているレシートプリンタまで多岐に及ぶ。
※レシートプリンタでは特定の条件下で発生
年賀状の印刷シーズンでもあり、エプソンでは専用の窓口(12/22まで)も準備した。
ただし、インクジェットの機種は全て販売終了・修理対応終了している機種が多いため、一般ユーザーのインパクトは少ないと思われる。
【2017年12月19日更新】 Windowsアップデート後 一部のプリンターから印刷できなくなる現象について
http://www.epson.jp/support/misc/171116_oshirase.htm
基本的には12月までに配信されている修正プログラムの導入で解消される。
このため使うときだけしかPCの電源を入れない人は要注意。
Windows Updateの受信のためにも、たまには自動スリープを無効にして半日ほど放っておくのをおすすめする。
Winddows7,8.1での修正状況と確認方法
https://faq2.epson.jp/web/Detail.aspx?id=050055
Windows 10各バージョンでの修正状況と確認方法
https://faq2.epson.jp/web/Detail.aspx?id=050057
※レシートプリンタでは特定の条件下で発生
年賀状の印刷シーズンでもあり、エプソンでは専用の窓口(12/22まで)も準備した。
ただし、インクジェットの機種は全て販売終了・修理対応終了している機種が多いため、一般ユーザーのインパクトは少ないと思われる。
【2017年12月19日更新】 Windowsアップデート後 一部のプリンターから印刷できなくなる現象について
http://www.epson.jp/support/misc/171116_oshirase.htm
基本的には12月までに配信されている修正プログラムの導入で解消される。
このため使うときだけしかPCの電源を入れない人は要注意。
Windows Updateの受信のためにも、たまには自動スリープを無効にして半日ほど放っておくのをおすすめする。
Winddows7,8.1での修正状況と確認方法
https://faq2.epson.jp/web/Detail.aspx?id=050055
Windows 10各バージョンでの修正状況と確認方法
https://faq2.epson.jp/web/Detail.aspx?id=050057
2017年6月16日金曜日
MS6月の定例アップデート配布開始、大いに危機感をあおる
マイクロソフトより、Windowsの定例アップデート配布が15日に開始。
今月も例外的にWindowsXPやVistaなどサポートが終了したOSにもパッチが提供された。
MS日本のセキュリティチーム(Japan Security Team)
2017 年 6 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/06/14/201706-security-bulletin/
上記本文内で
------------------------------------
国家レベルの攻撃や情報開示による悪用の危険性が高まっている状況下で、重要なセキュリティ更新プログラムに関する追加のガイダンスが利用可能になったことをお知らせします。
------------------------------------
という、かなり危機感をあおる本文が書かれているが、詳細は以下のガイダンスに個別に記載されている。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 4025685
2017 年 6 月のセキュリティ更新プログラムに関連するガイダンス
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/4025685
2017年5月16日火曜日
ランサムウェアWannaCryの対応について
ニュースでも報道されているように、WannaCryという名称のPC内のデータを人質にとり身代金を要求するマルウエアによる攻撃被害が世界中で発生している(日本でも被害事例あり)。
この攻撃は、1月に発見されマイクロソフトから3月にパッチ配布が始まった(MS17-010)SMBの脆弱性を利用して感染を広げていくと手法で行われる。
対策について
対策としてWindows7/8/10/Server2008/2008R2/2012/2012R2/2016はWindows Updateを実行して最新の状態にすること、Windows Vistaは4月の月例更新を適用。
また今回は例外的にWindowsXPに対してもセキュリティ更新プログラムが公開されている。※Windows Updateカタログから『Windows XP SP3 用セキュリティ更新プログラム (KB4012598) カスタム サポート』を探してダウンロード~インストール。
■今回の修正ファイルに関しては生産ライン等でLAN経由で被害を広げないための特別提供であり、その他の脆弱性は修正されていないので、サポートが終了したXPやVistaの一般利用はできるだけ早くやめることが望ましい。
このパッチを導入することで感染を防ぐのではなく、ネットワーク経由での攻撃を防ぐ(UAC=ソフトインストール時に管理者権限を要求する表示が出る)というもの。許可してしまえば感染するのは同じなので注意。
また、ウイルス対策ソフトを導入している場合は定義ファイルを最新の情報に更新。
※常識ではあるが、PC購入時に入っているソフトは体験版であり、初回起動後から2週間~3ヶ月で保護されなくなるので注意。
また、PCをルーター経由で接続している場合、SMB経由での侵入については網内のPCが感染しない限り被害を受ける可能性は大幅に緩和される(感染しないというわけではない)。※ルーター経由の接続が一般的な日本では被害が少なかったと思われる。
今回は被害が大規模に出たため大きく報道されているが、実際には0-day攻撃ではなく既存の脆弱性をついた攻撃のため、通常のマルウエア対策を行っていればさほど心配はいらない。
関連報道
・世界74カ国でランサムウェア攻撃、病院や銀行などに被害 (CNET、5/13)
・世界99カ国で大規模サイバー攻撃、ルノーは生産停止 (ロイター、5/14)
参考資料
・世界中で感染が拡大中のランサムウェアに悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策について (IPA、5/14)
・ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス (Microsoft、5/14)
・ランサムウエア "WannaCrypt" に関する注意喚起 (JPCERT/CC、5/14)
この攻撃は、1月に発見されマイクロソフトから3月にパッチ配布が始まった(MS17-010)SMBの脆弱性を利用して感染を広げていくと手法で行われる。
対策について
対策としてWindows7/8/10/Server2008/2008R2/2012/2012R2/2016はWindows Updateを実行して最新の状態にすること、Windows Vistaは4月の月例更新を適用。
また今回は例外的にWindowsXPに対してもセキュリティ更新プログラムが公開されている。※Windows Updateカタログから『Windows XP SP3 用セキュリティ更新プログラム (KB4012598) カスタム サポート』を探してダウンロード~インストール。
■今回の修正ファイルに関しては生産ライン等でLAN経由で被害を広げないための特別提供であり、その他の脆弱性は修正されていないので、サポートが終了したXPやVistaの一般利用はできるだけ早くやめることが望ましい。
このパッチを導入することで感染を防ぐのではなく、ネットワーク経由での攻撃を防ぐ(UAC=ソフトインストール時に管理者権限を要求する表示が出る)というもの。許可してしまえば感染するのは同じなので注意。
また、ウイルス対策ソフトを導入している場合は定義ファイルを最新の情報に更新。
※常識ではあるが、PC購入時に入っているソフトは体験版であり、初回起動後から2週間~3ヶ月で保護されなくなるので注意。
また、PCをルーター経由で接続している場合、SMB経由での侵入については網内のPCが感染しない限り被害を受ける可能性は大幅に緩和される(感染しないというわけではない)。※ルーター経由の接続が一般的な日本では被害が少なかったと思われる。
今回は被害が大規模に出たため大きく報道されているが、実際には0-day攻撃ではなく既存の脆弱性をついた攻撃のため、通常のマルウエア対策を行っていればさほど心配はいらない。
関連報道
・世界74カ国でランサムウェア攻撃、病院や銀行などに被害 (CNET、5/13)
・世界99カ国で大規模サイバー攻撃、ルノーは生産停止 (ロイター、5/14)
参考資料
・世界中で感染が拡大中のランサムウェアに悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策について (IPA、5/14)
・ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス (Microsoft、5/14)
・ランサムウエア "WannaCrypt" に関する注意喚起 (JPCERT/CC、5/14)
2017年5月10日水曜日
MSマルウエア検索エンジンに重大な脆弱性、パッチ公開
マイクロソフトは日本時間9日にWindows10/8.1/8に組み込まれているWindows DefenderおよびWindows7用Security Essencials用などに利用されているマルウエア用エンジン、MsMpEngに重大な脆弱性があり、修正プログラムの公開を行った。
この脆弱性を悪用されると、メール等を見たりファイルを開いたりしなくても、URLをクリックさせるだけで任意のプログラムを実行可能となる。
Microsoft セキュリティ TechCenter:
Microsoft Malware Protection Engine 用のセキュリティ更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/4022344.aspx
マイクロソフトのアナウンスによると、1.1.13701.0以前のバージョンに脆弱性があるとのことで、通常は自動的に更新されるが念のために以下を参考に自身のエンジンのバージョンを確認しておくのがいいだろう。
MsMpEngバージョンの確認方法
Windows10の場合、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Defender]、この中にエンジンのバージョンが表示されている(下図参照)。
Windows8の場合、スタート画面上で右クリック、[すべてのアプリ]→[Windows Defender]、、Windows Defenderが起動したら[ヘルプ]→[バージョン情報]で確認。
※Windows7のSecurity Essencialsも操作はWin8版と基本的に同じ。
参考
Microsoft 文書番号:2510781:
Microsoft Malware Protection Engine の展開に関する情報
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2510781/microsoft-malware-protection-engine-deployment-information
2016年3月15日火曜日
Windows10 強制アップグレード阻止手順(5/25追記あり)
Windows10の強制アップデートがさらに強化され、ユーザーから非難の声も激しく上がるようになってきたので、訴訟も時間の問題か?と思われていたが、MSより公式にWin10の強制アップデート阻止する方法が提示されたので、以下に忘備録として記載します。
更新案内ポップアップのキャンセル操作を端折ってますので、ご容赦ください。
また、Windows10への更新自体は決して悪いものではないが、Media Centerがアンインストールされるため、依存するテレビ機能や動画再生機能などが利用できなくなる、ドライバーが提供されていないデバイスを使っている等で、必ずしも万人に良いわけではないのが問題点。
操作性については実はあまり変わらない。見た目の違いに慣れたら、Win7,8を比較するとWin7寄りのデザインであることはわかると思う。
なので、Win8/8.1がデフォルトで入っているPCなら基本的にアップグレード実施で良いと思う(操作性の向上が見込めるので、どっちかというとアップグレード推奨)。
※メーカーサイトの事前確認とアップグレード前の写真・文書等のバックアップは必須。
Windows10強制アップグレード阻止手順
■Windows10へアップグレードするための実行プログラムを削除
Cドライブ直下Windows.~BTフォルダ内の、[install.esd]を検索し、検索結果に表示されるので削除(表示されない場合には操作不要)
※エクスプローラー→表示→『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を有効にすること
■コマンドプロンプトを管理者として起動後、以下のコマンドをコピペで実行する。
※以下「この操作を正しく終了しました」表示が出ることを確認して次へ進む。
●Windows 10へのアップグレードを促すポップアップを停止
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx" /t REG_DWORD /d 1 /f
●Windows Update 経由のアップグレードをブロック
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Update" /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f
●該当の更新プログラムをアンインストールするコマンドを実行
※下記コマンドは1行ずつ実行(まとめてコピペしないように)
【Windows7の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065987 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3021917 /norestart
【Windows8.1の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065988 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart
●Windows 10 へのアップグレード関連レジストリを削除
※下記コマンドは1行です
reg delete "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\OSUpgrade" /f
■Windows UpdateからアンインストールしたKB(更新プログラム)の非表示を実施
*上記操作を実行後、一度更新の確認を実施してください。
【Windows 7 の場合】
KB3035583・KB3065987・KB2952664・KB3021917・
Win10xxxへアップグレード
【Windows 8.1 の場合】
KB2976978・KB3035583・KB3065988・Win10xxxへアップグレード
※同じ更新プログラムが複数表示された場合には、全て非表示にします
■画面をすべて閉じ、コンピューターを再起動
以上で完了です。
なれた人なら、10分かからず作業できますが、可能であればFixit提供してくれないかなぁ~。
2016/5/18追記
5月のWindows Updateでさらに強力にアップグレードが推奨されています。
もし、アップグレードのカウントダウンが始まった場合には以下を参考にまずアップグレード準備を解除した上で上記対策をとって下さい。
Windows 10 アップグレード通知機能について(MS Askcore)
2016/5/20追記
一部の富士通製PCでWin10更新中にシステム回復オプションが起動して、セットアップが中断する現象を確認、解決方法を記載しました。
→一部の富士通製PCでWin10更新途中に回復ナビが起動してセットアップが中断する問題
なお、一度アップグレードが走りだしてしまった場合(○○%表示)にはそのままアップグレードを継続、『これは法的文書です』の画面が出るまで進めて、その際に『拒否』を2回選択すれば以前のWindowsに戻せますので、その後上記更新阻止の操作をして下さい。
↑この時に拒否を選択します。
2016/5/25追記
5/21にマイクロソフトが、強制アップグレードの阻止ツール『Upgrade Later』の提供を開始しました。
が、やってることは上記とあまり変わりません。
https://sway.com/paGpQ6qPQYtxokYE
※アップグレードアイコンの削除はここで紹介した方法と同じです。
更新案内ポップアップのキャンセル操作を端折ってますので、ご容赦ください。
また、Windows10への更新自体は決して悪いものではないが、Media Centerがアンインストールされるため、依存するテレビ機能や動画再生機能などが利用できなくなる、ドライバーが提供されていないデバイスを使っている等で、必ずしも万人に良いわけではないのが問題点。
操作性については実はあまり変わらない。見た目の違いに慣れたら、Win7,8を比較するとWin7寄りのデザインであることはわかると思う。
なので、Win8/8.1がデフォルトで入っているPCなら基本的にアップグレード実施で良いと思う(操作性の向上が見込めるので、どっちかというとアップグレード推奨)。
※メーカーサイトの事前確認とアップグレード前の写真・文書等のバックアップは必須。
Windows10強制アップグレード阻止手順
■Windows10へアップグレードするための実行プログラムを削除
Cドライブ直下Windows.~BTフォルダ内の、[install.esd]を検索し、検索結果に表示されるので削除(表示されない場合には操作不要)
※エクスプローラー→表示→『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を有効にすること
■コマンドプロンプトを管理者として起動後、以下のコマンドをコピペで実行する。
※以下「この操作を正しく終了しました」表示が出ることを確認して次へ進む。
●Windows 10へのアップグレードを促すポップアップを停止
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx" /t REG_DWORD /d 1 /f
●Windows Update 経由のアップグレードをブロック
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Update" /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f
●該当の更新プログラムをアンインストールするコマンドを実行
※下記コマンドは1行ずつ実行(まとめてコピペしないように)
【Windows7の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065987 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3021917 /norestart
【Windows8.1の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065988 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart
●Windows 10 へのアップグレード関連レジストリを削除
※下記コマンドは1行です
reg delete "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\OSUpgrade" /f
■Windows UpdateからアンインストールしたKB(更新プログラム)の非表示を実施
*上記操作を実行後、一度更新の確認を実施してください。
【Windows 7 の場合】
KB3035583・KB3065987・KB2952664・KB3021917・
Win10xxxへアップグレード
【Windows 8.1 の場合】
KB2976978・KB3035583・KB3065988・Win10xxxへアップグレード
※同じ更新プログラムが複数表示された場合には、全て非表示にします
■画面をすべて閉じ、コンピューターを再起動
以上で完了です。
なれた人なら、10分かからず作業できますが、可能であればFixit提供してくれないかなぁ~。
2016/5/18追記
5月のWindows Updateでさらに強力にアップグレードが推奨されています。
もし、アップグレードのカウントダウンが始まった場合には以下を参考にまずアップグレード準備を解除した上で上記対策をとって下さい。
Windows 10 アップグレード通知機能について(MS Askcore)
2016/5/20追記
一部の富士通製PCでWin10更新中にシステム回復オプションが起動して、セットアップが中断する現象を確認、解決方法を記載しました。
→一部の富士通製PCでWin10更新途中に回復ナビが起動してセットアップが中断する問題
なお、一度アップグレードが走りだしてしまった場合(○○%表示)にはそのままアップグレードを継続、『これは法的文書です』の画面が出るまで進めて、その際に『拒否』を2回選択すれば以前のWindowsに戻せますので、その後上記更新阻止の操作をして下さい。
↑この時に拒否を選択します。
2016/5/25追記
5/21にマイクロソフトが、強制アップグレードの阻止ツール『Upgrade Later』の提供を開始しました。
が、やってることは上記とあまり変わりません。
https://sway.com/paGpQ6qPQYtxokYE
※アップグレードアイコンの削除はここで紹介した方法と同じです。
2015年3月26日木曜日
3月のWindows Update(KB3033889)で不具合発生?(3/26更新)
3/11に実施されたWindows Update以降、Windows 8/8.1環境においてタスクバーの応答が著しく遅くなる・フリーズするという障害が多発している模様。
原因は諸説あるようだが、KB3033889関連の不具合の可能性が高いとネット上の人たちの意見が多数。
マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-020 - 緊急
Microsoft Windows の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3041836)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-020
現時点(3/17)でマイクロソフトからの公式アナウンスはない。
(2015/03/26追記)--------------------
マイクロソフトから修正版が提供されました。
3033889の更新プログラムが原因で日本語または韓国語のIMEを使用するシステムでWindows explorer.exeが応答を停止する問題について
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3048778
------------------------------------
以下は障害に遭遇した人たちのまとめなど
Togetter:【暫定】2015年3月度WindowsUpdateと、その影響
http://togetter.com/li/794396
ツイこれ:【WIN8.1】タスクバーフリーズ頻発はWindowUpdateの「kb3033889」が原因か
http://twicolle.jp/user/brown0100/42de4d6095ea29e6a0b0
記憶は人なり:2015年3月のWindows Update(KB3033889)の不具合が直撃した
http://wave.hatenablog.com/entry/2015/03/15/132702
今回のパッチはセキュリティレベル【緊急】なので、症状が出ない場合にはそのままの方が良いが、問題が発生した場合にはアンインストールを試みるのも良いかもしれない。
原因は諸説あるようだが、KB3033889関連の不具合の可能性が高いとネット上の人たちの意見が多数。
マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-020 - 緊急
Microsoft Windows の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3041836)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-020
現時点(3/17)でマイクロソフトからの公式アナウンスはない。
(2015/03/26追記)--------------------
マイクロソフトから修正版が提供されました。
3033889の更新プログラムが原因で日本語または韓国語のIMEを使用するシステムでWindows explorer.exeが応答を停止する問題について
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3048778
------------------------------------
以下は障害に遭遇した人たちのまとめなど
Togetter:【暫定】2015年3月度WindowsUpdateと、その影響
http://togetter.com/li/794396
ツイこれ:【WIN8.1】タスクバーフリーズ頻発はWindowUpdateの「kb3033889」が原因か
http://twicolle.jp/user/brown0100/42de4d6095ea29e6a0b0
記憶は人なり:2015年3月のWindows Update(KB3033889)の不具合が直撃した
http://wave.hatenablog.com/entry/2015/03/15/132702
今回のパッチはセキュリティレベル【緊急】なので、症状が出ない場合にはそのままの方が良いが、問題が発生した場合にはアンインストールを試みるのも良いかもしれない。
2014年8月18日月曜日
2014年8月のWindowsUpdate導入後にPCが異常終了する問題(8/29更新)
2014年8月の定例アップデート導入後、一部のPCでMS14-045(カーネルモードドライバーの更新)導入後に、Stop 0x50 エラーが発生しコンピューターが異常終了する可能性があるとアナウンスされました。
症状の詳細および復旧の方法はMS日本のセキュリティチームblogで紹介されています。
復旧手順の概要は以下のとおり
1.セーフモードで起動
2.フォントキャッシュファイル破棄
管理者権限でコマンドプロンプトを開き
del %windir%\system32\fntcache.dat
実行。
3.regeditコマンドでレジストリ操作
フォントリストをエクスポート後にアウトラインフォント(otf)関連エントリー削除。
(1)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts以下をエクスポート重要!忘れないように
(2)以下の条件に合致するエントリー削除
・ファイル名のみではなく、"C:\xxx\xxx\xxx.otf"などのフルパスで
指定されている。
・ファイル名の拡張子が"otf"(xxx.otf)となっている。
4.再度フォントキャッシュ削除 ※2.参照
5.コントロールパネルから問題となる更新をアンインストール
KB2982791
KB2970228
KB2975719
KB2975331 の4つ
6.エクスポートしたフォントリストをインポートし、フォントリストを復元(otfが使える状態にする)。
なお、問題が発生していないPCでも上記4つの更新をアンインストールするように推奨されています。
参考:MS日本のセキュリティチーム
【リリース後に確認された問題】2014年8月13日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx
------------------------------------
※2014年8月29日追記
8月28日に上記不具合を修正した、アップデートファイルの配信が開始された。
なお、Windows Updateを通じて導入されるので特別な対応は必要ない。
参考:MS日本のセキュリティチーム
[MS14-045] 更新プログラム 2982791 の問題を解決する更新プログラム 2993651 を公開
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/28/ms14-045-re-released-2993651.aspx
症状の詳細および復旧の方法はMS日本のセキュリティチームblogで紹介されています。
復旧手順の概要は以下のとおり
1.セーフモードで起動
2.フォントキャッシュファイル破棄
管理者権限でコマンドプロンプトを開き
del %windir%\system32\fntcache.dat
実行。
3.regeditコマンドでレジストリ操作
フォントリストをエクスポート後にアウトラインフォント(otf)関連エントリー削除。
(1)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts以下をエクスポート重要!忘れないように
(2)以下の条件に合致するエントリー削除
・ファイル名のみではなく、"C:\xxx\xxx\xxx.otf"などのフルパスで
指定されている。
・ファイル名の拡張子が"otf"(xxx.otf)となっている。
4.再度フォントキャッシュ削除 ※2.参照
5.コントロールパネルから問題となる更新をアンインストール
KB2982791
KB2970228
KB2975719
KB2975331 の4つ
6.エクスポートしたフォントリストをインポートし、フォントリストを復元(otfが使える状態にする)。
なお、問題が発生していないPCでも上記4つの更新をアンインストールするように推奨されています。
参考:MS日本のセキュリティチーム
【リリース後に確認された問題】2014年8月13日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx
------------------------------------
※2014年8月29日追記
8月28日に上記不具合を修正した、アップデートファイルの配信が開始された。
なお、Windows Updateを通じて導入されるので特別な対応は必要ない。
参考:MS日本のセキュリティチーム
[MS14-045] 更新プログラム 2982791 の問題を解決する更新プログラム 2993651 を公開
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/28/ms14-045-re-released-2993651.aspx
2013年12月4日水曜日
Windows8.1へのアップデートでつまづいている人へ(その1)
Windows 8.1アップデート時に
Sentinel Runtime Driverをアンインストールせよ
と出てアップデート出来ない場合の対処方法。
以下のURLからランタイムインストーラー(zip圧縮)をダウンロード。
http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/DownloadNotice.aspx?dID=8589947873
※使用許諾が出るのでページ最下部の『I Accept』をクリックしてダウンロード。
ダウンロードしたZIPを展開、その中のhaspdinst.exeを任意のフォルダに移動。
※Cドライブ直下にworkというフォルダを作ると後のコマンドプロンプト入力が楽。
その後コマンドプロンプトを開き、haspdinst.exeを展開したフォルダに移動。
haspdinst -remove
を実行。
これで幸せになれます。
Sentinel Runtime Driverをアンインストールせよ
と出てアップデート出来ない場合の対処方法。
以下のURLからランタイムインストーラー(zip圧縮)をダウンロード。
http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/DownloadNotice.aspx?dID=8589947873
※使用許諾が出るのでページ最下部の『I Accept』をクリックしてダウンロード。
ダウンロードしたZIPを展開、その中のhaspdinst.exeを任意のフォルダに移動。
※Cドライブ直下にworkというフォルダを作ると後のコマンドプロンプト入力が楽。
その後コマンドプロンプトを開き、haspdinst.exeを展開したフォルダに移動。
haspdinst -remove
を実行。
これで幸せになれます。
2013年8月17日土曜日
Windows 8.1は10/18にWindowsストア経由でリリース開始
Windows 8.1のリリース日が正式に決まったようで、公式blogからアナウンスされた。
リリース日は10月18日(金)現地時間の0時にWindowsストアからダウンロード可能となる。(世界で一番最初に8.1を導入できるのはニュージーランドらしい)
スタートボタンの復活が期待されているが、実際には大したことはない(以前のWindowsのように全てがスタートボタンから始まるわけではない)ようで、過度な期待はしないほうがよさそう。
どっちかというと、プログラム(アプリ)の取り扱いが変わったようで、画面表示されているアプリはアクティブ、画面から消えた(バックグラウンドへ行った)アプリはサスペンドされる※トリガーを与えるとバックグラウンドでの動作も可能。
それとウインドウ分割表示の採用でスナップビュー廃止とか…
あと、スタートスクリーンの無駄にでかいタイルサイズも少しマシになったらしい。
Blogging Windows
http://blogs.windows.com/windows/b/bloggingwindows/archive/2013/08/14/mark-your-calendars-for-windows-8-1.aspx
リリース日は10月18日(金)現地時間の0時にWindowsストアからダウンロード可能となる。(世界で一番最初に8.1を導入できるのはニュージーランドらしい)
スタートボタンの復活が期待されているが、実際には大したことはない(以前のWindowsのように全てがスタートボタンから始まるわけではない)ようで、過度な期待はしないほうがよさそう。
どっちかというと、プログラム(アプリ)の取り扱いが変わったようで、画面表示されているアプリはアクティブ、画面から消えた(バックグラウンドへ行った)アプリはサスペンドされる※トリガーを与えるとバックグラウンドでの動作も可能。
それとウインドウ分割表示の採用でスナップビュー廃止とか…
あと、スタートスクリーンの無駄にでかいタイルサイズも少しマシになったらしい。
Blogging Windows
http://blogs.windows.com/windows/b/bloggingwindows/archive/2013/08/14/mark-your-calendars-for-windows-8-1.aspx
2012年12月30日日曜日
Windows8のアップデート失敗に対処する
Windows 8ユーザーの間でWindows Updateの失敗とそれによる巻き戻しに相当時間を要する嘆きの声が多数見られる。
かく言う自分自身もWindows 8を顧客サポートの関係で早速使っているわけだが、その洗礼を受けることになった。
問題が発生しやすい更新は、KB2770917、KB2756872、KB2753842等複数に渡り、そのエラーコードの大半が800F0922というエラーを出しているのが気になる。
特にKB2770917のトラブルはあちこちで出現しているらしく、Webでの自己解決へ向けたエントリーも山のように見つかる始末。
Webを検索してみると、これらの解決方法として主に提案されているのは以下の3つ
(1)個別に手動ダウンロードを行う
(2)ドライバーを入れなおす(削除してWindows Updateを実施)
(3)クリーンアップをする
(4)クリーンインストールを行う
などなど…
(1)、(2)はこちらも試してみたが解決しない。ただ、(3)、(4)は今の環境をすべて破壊する※ので本末転倒。先日HDDの交換で入れなおしたばかりなので、実施するのは論外。
※クリーンアップとはWindowsインストール直後の状態まで巻き戻すWindows8の新機能。データは保持されるがソフトウエアは大半がアンインストールされる。
結局試してみたのは、Windows Updateのトラブルシューティング。
Windowsに付属しているトラブルシューティングは役立たずというのはこれまでの伝統だったが、Windows8は一味ちがうらしい。Windows8のトラブルシューティングでは、問題が発生した際にサービスレベルの再起動やプログラムのキャッシュクリアなども行うようで、今回は一撃で治ったので試してみる価値はあると思われる。
------------------------------------
■Windows Updateのトラブルシューティングの呼び出し方
コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Update中の更新履歴の表示をクリックする。
更新履歴の中にある『更新プログラムのインストールの問題に対するトラブルシューティングを実行します』をクリックする。
ヘルプとサポートが表示されるのでその中の『Windows Update のトラブルシューティング ツールをタップまたはクリックして開きます。 』を実行する。
Windows Updateのトラブルシューティングが始まるので、『管理者としてトラブルシューティングを実行する』を選ぶとサービスの再起動が行われるので、その後Windows Updateを実施する。
------------------------------------
PCの操作に慣れたものほど利用しないOS付属のトラブルシューティングだけど、ちょっと見直した。
ちなみに、Windows8のWindows Updateでの再起動は問答無用で実施され、その後失敗しようものなら10分弱は巻き戻しに待たされるハメになるので、『自動更新の有効化または無効化』から『更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する』を選んでおくと、使用中にいきなり再起動という悲劇は避けられるかと…。
ただしWindows Updateは手動で行うことになるので、忘れないようにしよう。
かく言う自分自身もWindows 8を顧客サポートの関係で早速使っているわけだが、その洗礼を受けることになった。
問題が発生しやすい更新は、KB2770917、KB2756872、KB2753842等複数に渡り、そのエラーコードの大半が800F0922というエラーを出しているのが気になる。
特にKB2770917のトラブルはあちこちで出現しているらしく、Webでの自己解決へ向けたエントリーも山のように見つかる始末。
Webを検索してみると、これらの解決方法として主に提案されているのは以下の3つ
(1)個別に手動ダウンロードを行う
(2)ドライバーを入れなおす(削除してWindows Updateを実施)
(3)クリーンアップをする
(4)クリーンインストールを行う
などなど…
(1)、(2)はこちらも試してみたが解決しない。ただ、(3)、(4)は今の環境をすべて破壊する※ので本末転倒。先日HDDの交換で入れなおしたばかりなので、実施するのは論外。
※クリーンアップとはWindowsインストール直後の状態まで巻き戻すWindows8の新機能。データは保持されるがソフトウエアは大半がアンインストールされる。
結局試してみたのは、Windows Updateのトラブルシューティング。
Windowsに付属しているトラブルシューティングは役立たずというのはこれまでの伝統だったが、Windows8は一味ちがうらしい。Windows8のトラブルシューティングでは、問題が発生した際にサービスレベルの再起動やプログラムのキャッシュクリアなども行うようで、今回は一撃で治ったので試してみる価値はあると思われる。
------------------------------------
■Windows Updateのトラブルシューティングの呼び出し方
コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Update中の更新履歴の表示をクリックする。
更新履歴の中にある『更新プログラムのインストールの問題に対するトラブルシューティングを実行します』をクリックする。
ヘルプとサポートが表示されるのでその中の『Windows Update のトラブルシューティング ツールをタップまたはクリックして開きます。 』を実行する。
Windows Updateのトラブルシューティングが始まるので、『管理者としてトラブルシューティングを実行する』を選ぶとサービスの再起動が行われるので、その後Windows Updateを実施する。
------------------------------------
PCの操作に慣れたものほど利用しないOS付属のトラブルシューティングだけど、ちょっと見直した。
ちなみに、Windows8のWindows Updateでの再起動は問答無用で実施され、その後失敗しようものなら10分弱は巻き戻しに待たされるハメになるので、『自動更新の有効化または無効化』から『更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する』を選んでおくと、使用中にいきなり再起動という悲劇は避けられるかと…。
ただしWindows Updateは手動で行うことになるので、忘れないようにしよう。
登録:
投稿 (Atom)