2021年3月13日土曜日

Windows10 3月の更新において、特定メーカーのプリンタユーザーでブルースクリーン発生(3/25更新)

2021年3月のWindows Update以降特定のプリンタを使用している場合、印刷操作を行おうとするとブルースクリーン(BSoD)が発生、再起動が発生する障害が発生。

問題が発生しているモジュールはKB5000802 および KB5000808の2つ(いずれかが導入される)。

報告を受けてマイクロソフトは、一旦Windows Updateのパッケージから当該KBを削除したが、問題が限定的であるため再配布を開始している(3/13時点で修正等は行われていない)

2021/3/14追記
京セラ製プリンタについては、回避方法として標準のKXドライバーではなく、PCL-Miniプリンタードライバーを利用するようアナウンスあり。

Windowsアップデート後から「印刷を行うとブルースクリーンエラーが表示されて強制的に再起動がかかり、印刷ができない不具合」について(京セラサイト) https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/support/information/info_20210311.html

マイクロソフトからも回避策と問題の改善の見込みがアナウンス。
Type 3プリンタードライバにのみ影響、Type 4プリンタードライバは影響を受けないため、そちらが利用可能な場合は、ドライバを変更することで回避が可能とのこと。
2021年3月14日~3月21日頃には修正を提供できる見込みとアナウンスあり。

2021/3/16追記
京セラ製プリンタ環境下で上記リンクにある緩和策実施後、
Google Chrome上からPDFのプレビュー→印刷ボタンをクリックすると
ブルースクリーン発生するため、ダウンロード→ビュワーから印刷を推奨。

2021/3/25追記
マイクロソフトより複数の修正が実施され、個別パッチとして提供された。
以下のリンクにわかりやすくまとめられている。
※Windowsのバージョンごとに、同一KBでもファイルが違うので、個別ダウンロード時は要注意

【Windows10】 WindowsUpdate 2021年3月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5000802 / KB5000808 | 緊急リリース KB5001567 / KB5001566 / KB5001649 / KB5001648[Update 16]
(ニッチなPCゲーマーの環境構築Zより)