2018年7月22日日曜日

ガーミンのリアビューレーダー Varia RTL510を買ってみた(2019/4 一部リンク更新)

Garminが2年ほど前から発売しているリアビューレーダーなるアイテムの新型が、2ヶ月ほど前に国内でも発売された。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー
(上記画像・リンクはAmazonへリンク)

Garmin公式サイトへのリンク

シートポストに設置した本体から電波を発して、後方車両の接近を検知。
サイコンの画面に車両接近を通知するアイテムである。

以前のRTL 500では筐体が横長のボックスで、複数のLEDで接近車両にもアピール…だったのだが、夜間はともかく日中の視認性は今ひとつだったため、知り合いが使用しているのを見てかなり惹かれたものの、購入までには至らなかった。

今回、デイライトとして十分な性能を持って登場したので、購入してみた。

↑Edge520と並べるとこれくらいの大きさ。

セットアップは心拍計やパワー計同様、センサー追加で行うが、登録はレーダーではなくライトで行うのが重要。
RTL510はその型番からも分かる通り『レーダー付きテールライト』である。

設定項目中にあるレーダーで登録しても使用できるが、ライトの自動変更などの機能は使えない(全部手動で行わなくてはならない)。

このため、Edgeを起動後にRTL510の電源をOFF状態から2秒押しして、ペアリングモードで起動(LED紫点滅)。Edgeのセンサー追加ですべて検索を実行すると、ライトとして認識してくれる。
※ライト・レーダーの片方のみしか認識しないときは、再度ペアリングが必要。

ライトネットワークを有効にすると、周囲の明るさに合わせてライトモードを自動で変更してくれるほか、Edge本体起動で自動的にライトも点灯してくれるようになる。
※設定変更でスタートボタン押下時に起動というモードもある。

ちなみにEdgeとライトネットワークを有効にした状態でEdgeの電源を切ると、Edgeからの制御待ちでスタンバイ状態となる(LED青2回点滅繰り返し)。
この状態で放置すると電池切れとなるので(スタンバイ状態で最大5ヶ月)、週1ライドなどの場合はきちんと電源を切って(電源2秒押し)おいたほうが良さそうである。

セットアップについては、ガーミン公式サイトのセットアップマニュアル(PDF)を事前に参照したほうがセットアップはスムーズに進む。
※添付の説明書は各国語の簡易版で、上記記載した内容はほとんど書かれていない。

実走行で使用してみると、紹介動画のように画面のサイドにドットが現れて、徐々に接近してくるのがわかる。
(ディスプレイの距離感と実距離の感覚的なすり合わせが必要)

ガーミンの公式動画がわかりやすいので以下を御覧いただきたい。

もちろん後方目視が安全運転の基本だが約140m(誤差はあるだろうが…)後方からの接近を知らせてくれるので、目視範囲外あるいは目視し辛い環境でも通知があるのは大変重宝する。

また実際に屋外での明るさを確認してみたが、晴天でも十分認識できる明るさなのでライトとしても問題ない。
これまでボントレガーのFlare Rというサイコロ型のライトを使用していたが、雨天の走行時に浸水故障してしまい(ちょっとした雨では問題ないが、連続した水しぶきへの耐性はやや厳しかった模様)、その代替となるがIPX7の防水性能を誇るので、その点でも安心できそうな感じである。

自分はショップで直接注文だったが、2018/7月下旬の段階で入荷に波があるようで代理店在庫が切れている場合もあるようだ。(2019/4現在は比較的安定して入荷している模様)
以下はAmazonのリンクです。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー

2018年7月13日金曜日

2019年2月以降DNSの動作が変わるらしい

今後DNS関係のエンジニアは忙しくなりそうである。

DNSにはEDNSという拡張機能があるが、このEDNSの実装が正しくないサーバーや機器も存在する。これまでは不具合があっても名前解決できるように対策が施されてきたが、そのために本来の動作に支障をきたすため、2019年2月以降回避策は削除するというアナウンスが行われた。

正しい実装を行っていないDNSサーバーや機器(ソフトウエア)は来年2月1日("DNS flag day"と名付けられたらしい)以降、名前解決ができない(通信ができなくなる)恐れがある。

◆参考資料◆
注意! 2019年2月から主要DNSサーバソフトウェアの挙動が変わります (JPNIC BLOG)

「DNS flag dayについて(速報版)」
(Internet Week ショーケース in 広島)
*PDFファイルです

サーバー管理者は以下のURLから自DNSのEDNSの実装が正しいか確認が取れる(ALL OKと出れば問題ない)。もし問題がある場合には、結果画面のをもとに解決策を取る必要がある。
EDNS Compliance Tester(ISC)
https://ednscomp.isc.org/ednscomp

2018年7月9日月曜日

Google Nexus/Pixcel向け7月の月例アップデート公開

Nexus/Pixcel向けAndroid2018年7月の定期アップデートの配布が開始されました。

今月のアップデートではメディアフレームワークの脆弱性、クァルコム製ドライバーの脆弱性など緊急11件、危険度高32件の脆弱性が修正がアナウンスされています。
また機種別脆弱性として危険度中26件の修正および各機種ごとの機能改善が実施されています。
パッチレベルはJul 05, 2018で統一されています。

ビルド番号はAndroid8.1.0となりOPM4.171019.021、OPM4.171019.021/030が最新のビルド番号となります。
アップデートの最終提供は
Nexus5XおよびNexus6P 2018/11
Nexus6およびNexus9  2017/10
Nexus5        2016/10
Nexus7(2013)     2016/8
です。

Android Security Bulletin (July 2018)
https://source.android.com/security/bulletin/2018-07-01

Pixel/Nexus Security Bulletin (July 2018)
https://source.android.com/security/bulletin/pixel/2018-07-01


OTAファイルのリンクが判明次第、この記事を随時アップデートします。
◆各OTAファイルへのリンク(2018/7/6更新)
OTA Images for Nexus Devices
https://developers.google.com/android/ota

●機種別リンク(国内発売機種のみ掲載します)
Nexus5X 8.1.0(OPM6.171019.030.E1):Link
Nexus6P 8.1.0(OPM6.171019.030.E1):Link


OTA(差分)ファイルを利用したアップデートの場合、SDKツールのadbコマンドを利用して手動更新すれば現在の設定を保持したままアップデートできます。
※設定→端末情報→システムアップデートで更新する方法と同じ。
※adbコマンドの利用方法はこちらを参考にしてください。

それが待てないという方は、先行して公開されたファクトリーイメージからインストールしてください。
※本体は初期化されますので、設定が面倒という場合にはOTAアップデートをお待ち下さい。
※アーカイブのバッチファイルを加工(fastboot -wの部分の-wを削除することでユーザーデータは保持したまま更新されます)することにより、そのまま更新されます。ただし、ブートローダーのアンロック必須です。

Factory Images for Nexus Devices
https://developers.google.com/android/nexus/images