ラベル デジタルガジェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル デジタルガジェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年7月22日月曜日

Amazon Fire Max 11 を購入、Google Play対応化とTVer対応化

Fire Max 11が先日のプライムデーで128MBモデルが9000円引で販売されていたので、購入してみた。

初期設定は、購入時にAmazonアカウントを紐づけておけば、数分で完了(アップデートやバックアップからの環境復元等含めると10分ちょい)とあっさりしたもの。

触ってみた感触は、Fire HD 10(2021)と比較してかなりキビキビとした動作だなというところ。無論ゲーム用途ではなく動画視聴やKindle目的なので、その基準で見たときの話。

SOCにはMediaTek MT8188Jを採用しており、ベンチマークでは広く廉価版タブレットに採用されているMediaTek Helio G99を上回るスコアを出すほど。安い、遅いというAmazonタブレットの印象を見事に払拭するほど気持ちよく動く。

電源ボタンには指紋認証を採用しているので、左人差し指タッチですっとロック解除される様子はなかなか小気味いい。

残念ながらAmazonのアプリストアはお世辞にも豊富…とは言い難い状況で、ユーティリティ系に至っては絶望的なほどのため、サポート対象外とはいえGoogle Playの手動導入が欠かせない。

ここから先の作業はアプリのインストール等を伴います。原則として自己責任で行ってください
Google Play対応の手順は以下のリンク先からAPKファイルをダウンロード→インストールを順に行うのみ。

※リンク先のWebページで以下の画像のボタンからAPK(Androidの実行ファイル)をダウンロードする。


ダウンロード後に開く操作をすると、途中で不明ソースからのアプリのインストールを許可するか、聞かれるのでそこはYesを出しておく(1度許可を出したら2回目以降は訊かれない)。

(1)Google Account Manager 7.1.2

(2)Google Services Framework 10-6475670

(3)Google Play services 23.22.16

(4)Google Play Store 36.2.11-29

これでGoogle Play Storeが利用可能になるので、利用の幅が大幅にアップする。

なお、多くのレビュー記事でTVerはエラーが出て起動しない、利用不可と出るのだがこちらは以下の手順で解決可能。

(1)まずKiwiブラウザをPlay Storeからインストールする。


(2)Kiwiブラウザを起動、検索BOXでChrome用のUser-Agent Switcher Managerを探して(下記画像参考)、kiwiブラウザの拡張機能として登録する。
※アプリ内からブラウザを呼び出す際のブラウザエージェント名を偽装することで起動可能にするようだ。

これだけでTVerはあっさり起動してくれるはずだ。

[注意点]
KiwiブラウザはGoogle Chromeと同じChromiumベースのブラウザで一般的なブラウジングにも対応しているが、作者によるマネタイズ(収益化)の仕込みが複数入っており、アクセス履歴や検索エンジンの利用を通じた情報収集がされる(一般的な広告リンクと同等のレベル)点のみ注意して欲しい。
今回も、TVerのためだけにインストールしたのみで、ブラウジングはGoogle Chromeを使っている。

ちなみに、他にもう少し安価で性能のいいSOCを搭載したタブレットはあるはずなのに、なぜFire MAX 11なのか?というと、メインの目的の一つだったKindleアプリにおいてKidle本の直接購入処理ができることがFireタブレットシリーズのみだから…という理由である。

定価購入でも価格相応の性能だとは思うが、セールで約25%割引はかなり美味しいと言える。
タイムセール以外にも様々なセールがあるので、ゲーム目的でないユーザーは狙ってみるのもいいだろう。

2019年4月16日火曜日

Zenfone5Z、ようやく日本版Android 9配信開始

Zenfone 6の発表を約1ヶ月半後に控えた4月中旬になって、遅ればせながらZenfone5ZのJP版もAndroid 9の配信が始まった。


ASUS ZenFone 5Z 【日本正規代理店品】 6.2インチ / SIMフリースマートフォン/シャイニーブラック (6GB/128GB/3,300mAh) ZS620KL-BK128S6/A

バージョンはJP-90.11.162.50となり、国際版もほぼ同時に配信となった。

主な更新内容は、以下のとおり。

1.このシステムアップデートでは、Android 9.0 Pieへアップグレードします。Android 9.0 Pieでは、端末の機能とパフォーマンスが大幅に改善されます。詳しいアップデート内容や機能制限などは、ASUSニュースサイトからご確認ください。

Antutuベンチマークで、Rogphone並みのスコアを叩き出したのは前述のとおりだが、同一バージョン番号の国際版での改善点は以下の修正となっているので、上記日本版でも同じような修正も含まれていると思われる。

90.11.162.50での改善点
1.セキュリティパッチを2019-03-05に更新。
2. Line Photo Rotatesの問題を修正。
3.音質の向上


更新手順
(1)ASUSのサポートサイトから、FWをダウンロードして保存。
※4/15時点の最新版バージョンはJP-90.11.162.50、ファイル名はUL-Z01R-JP-90.11.162.50-user.zipとなる。

(2)ダウンロード済みのファイル(通常本体ストレージ/downloadに保存)をファイルマネージャー等で、SDカードor本体のルート上に配置。

(3)端末再起動したらアップデート通知が出るので、指示にしたがって更新。

以上で終了。


2019年4月3日水曜日

Happy Hacking Keyboard(HHKB)の話

以前の記事にも書いたが、自分は長年PFU(現在は富士通傘下)というメーカーのHappyHackingKeyboad(以下HHKB) Professional2(リンク先はPFUストア)を愛用している。

(写真は墨・無刻印モデル)

約2万円超もする高価なキーボードだけど、毎日相当の時間触る道具の使い心地を考えたら決して高価とは思わない。
マウス同様常に手にする道具に気持ちいい道具を選びたいと思うのはごく自然かと。

このキーボードは英字配列(ASCII配列)をベースとしており、いくつかのキーはFnキーを押しながらの操作となっているのでキーの数は可能な限り少なくなっており、最も普及しているJIS配列の日本語キーボードでは109キー以上であるが、このHHKBでは60個まで減らされている(テンキーはもちろん存在せず、カーソルキーもFnとの組み合わせ)。


HHKBのキーボードレイアウト(出典(株)PFU)

このため、キートップのサイズは押下に十分なサイズを保ちながらも全体はとてもコンパクト(横幅294mm)にできている。
この特徴により、手の動きは最低限でほぼすべてのキー入力が可能となっている。

キーボードのレイアウトは、それぞれ使いやすさが重視されている…とは言い難く、決められたサイズの中に詰め込まれた感のあるキーボードも少なくない(特にノートPCなど)。キーボードによっては、Enterの幅が細くなっていたり、機能キーを従来のレイアウトと全く違う場所に持っていったりと、それは設計側の努力が垣間見えるところであるが、使う側にとっては迷惑この上ない。

このキーボードの設計思想は以下のWide用語集にある「壊れたキーボード」という項目の中にある。
Wide用語集(リンク先は「こ」の項目)
http://member.wide.ad.jp/~sano/glossary.html#L10

こわれた・きーぼーど【壊れたキーボード】
1) アット・マークが P の横にあるキーボード.
2) 括弧が一つ左にずれているキーボード.
3) [Caps Lock]キーが威張っているキーボード.
4) スペースがハーモニカ状態のキーボード.
5) 利用方法のわからないキーのたくさんあるキーボード.
6) 隅になるとキートップが細くなるキーボード.
7) 指をくじく可能性の高いキーボード.同) 腐ったキーボード.


Wideプロジェクトは元々大学関係者によるインターネットの研究プロジェクトであったため、JIS配列(日本独自仕様)を揶揄(ASCII配列が世界共通なのだ!)的な考え方がちらほらと垣間見える部分はあるものの、Caps Lockなんて、英文を打つ場合はそれほど必要としないし、日本語入力のための変換・無変換キーのためにスペースを細分化して使いにくくなったキーボードが多数あるのも事実である。

HHKB開発者であるコンピュータ科学者で東大名誉教授(IIJ技術研究所所属)和田英一氏の開発メモ・論文がこちら

個人用小型キーボードへの長い道
http://member.wide.ad.jp/~wada/bit.hhkbd/hhkbd.html

けん盤配列にも大いなる関心を(PFU)
Please Pay Your Attention to the Keyboard Layout
http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/pfutechreview/index.html

また、キーによってはストロークとキーの高さ・キートップ面積のバランスが悪く、タイピング中に隣のキートップに指を引っ掛けてしまう(ストロークが深すぎる)ものもある。
HHKBのキー配列以外の絶妙なところは、キー全体のデザインで形状がシリンドリカルステップスカルプチャ(キートップ自体がややU字に凹んでおり、かつキートップを横から見ると全体的にU字になっている)で4mm(Type-Sは3.8mm)のストロークと押下圧45gの静電容量式のクリック感がきちんとした押下感と邪魔にならないどころか快適なタイピングを演出する。

唯一の泣き所は、その特殊すぎるキー配置故に(と言ってもカーソル関係や全角/半角切替のキー割り当てくらいだが…)、HHKBに慣れてしまうと他のキーボードがだいぶ使いにくくなってしまう事くらいか(笑)

それでも、一度手にした人はなかなか手放さない逸品である。
(キー自体の耐久性も高く、はじめに買ったのは10年前だけど未だに普通に機能している)

個人的には白のほうは長年使うと、紫外線ヤケで黄ばんできてしまうのは避けられない。なので、見た目も殆ど変わらない(キートップはタイピングによりすり減って来るが…)墨のほうが圧倒的に好みだ。ブラックの単純な黒ではなく、墨色というなんとも言えない色合いで飽きがこない。

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨 (英語配列)PD-KB400B-B
(PFUダイレクトへリンク)

はじめにこの色を作ったエンジニアのとんでもないこだわりが見えてくるようだ。


2019年3月7日木曜日

Zenfone5Zのカバー探しに思ったより苦労した件

Zenfone5Zを購入して、最初に探したのは背面カバー。
自分が自転車乗りの関係上手帳型はとにかく使いにくいので、カバー形式でなおかつ耐衝撃機能をある程度でも持っているものが欲しかった。
付属のTPUカバーもそれなりに役立つのだが、見た目的にもうちょっとカッコよさも追求したい。

長らく愛用してきたGoogleのnexus6には、Spigenというメーカーのネオハイブリッドというバンパー付き耐衝撃カバーを装着してきた(最近はiPhoneのしか作ってない模様)。
そこで、Amazonやらその他のサイトを探したが思った以上に品数がない。

最終的に購入したのはフィノンというメーカーのカバー。


【FINON】 スマホケース Zenfone5 ZE620KL / Zenfone5z ZS620KL 専用 ケース カバー 【 フルガード パーフェクト クリアボディー (TPU/PC) 米軍MIL規格準拠モデル 】 指紋認証可能 防指紋フィルム付属 耐衝撃 シンプル ハイブリッドケース カラー:ブルー

フィロンの製品紹介ページ

MIL-STD 810G-516.7というMIL規格(米軍規格)に準拠ということらしい。

ポリカーボネートの本体の周囲をTPUバンパークッションが包んでいる構造。
米軍MIL規格がどこまで信用できるのか怪しいけど、構造上落下時のダメージはそれなりに緩和してくれそうな感じ。

5/5Z用はクリア・黒・青・赤の4色ラインアップしており、以前のnexus同様赤をチョイスした(目立つの色が紛失・置き忘れのリスクが少ないため)。

ボタン部はさすがにやや押した感触が硬めになるが、無駄に力が必要になるほどではない。また、背面をカバーするPCが透明なのでZenfone5シリーズの美しい背面仕上げも十分楽しめる。

この手の厚みのあるカバーを取り付けたときよく起こるカメラ使用時のケースの縁が映り込む問題については、Zenfone5/5Zはカメラ部がやや飛び出ているので問題にならない。

なお、厚みが出る分指紋認証で不具合が出る可能性があるので、指紋認証を利用する時はカバー装着後に、指紋登録を行う事を推奨する。

2018年7月22日日曜日

ガーミンのリアビューレーダー Varia RTL510を買ってみた(2019/4 一部リンク更新)

Garminが2年ほど前から発売しているリアビューレーダーなるアイテムの新型が、2ヶ月ほど前に国内でも発売された。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー
(上記画像・リンクはAmazonへリンク)

Garmin公式サイトへのリンク

シートポストに設置した本体から電波を発して、後方車両の接近を検知。
サイコンの画面に車両接近を通知するアイテムである。

以前のRTL 500では筐体が横長のボックスで、複数のLEDで接近車両にもアピール…だったのだが、夜間はともかく日中の視認性は今ひとつだったため、知り合いが使用しているのを見てかなり惹かれたものの、購入までには至らなかった。

今回、デイライトとして十分な性能を持って登場したので、購入してみた。

↑Edge520と並べるとこれくらいの大きさ。

セットアップは心拍計やパワー計同様、センサー追加で行うが、登録はレーダーではなくライトで行うのが重要。
RTL510はその型番からも分かる通り『レーダー付きテールライト』である。

設定項目中にあるレーダーで登録しても使用できるが、ライトの自動変更などの機能は使えない(全部手動で行わなくてはならない)。

このため、Edgeを起動後にRTL510の電源をOFF状態から2秒押しして、ペアリングモードで起動(LED紫点滅)。Edgeのセンサー追加ですべて検索を実行すると、ライトとして認識してくれる。
※ライト・レーダーの片方のみしか認識しないときは、再度ペアリングが必要。

ライトネットワークを有効にすると、周囲の明るさに合わせてライトモードを自動で変更してくれるほか、Edge本体起動で自動的にライトも点灯してくれるようになる。
※設定変更でスタートボタン押下時に起動というモードもある。

ちなみにEdgeとライトネットワークを有効にした状態でEdgeの電源を切ると、Edgeからの制御待ちでスタンバイ状態となる(LED青2回点滅繰り返し)。
この状態で放置すると電池切れとなるので(スタンバイ状態で最大5ヶ月)、週1ライドなどの場合はきちんと電源を切って(電源2秒押し)おいたほうが良さそうである。

セットアップについては、ガーミン公式サイトのセットアップマニュアル(PDF)を事前に参照したほうがセットアップはスムーズに進む。
※添付の説明書は各国語の簡易版で、上記記載した内容はほとんど書かれていない。

実走行で使用してみると、紹介動画のように画面のサイドにドットが現れて、徐々に接近してくるのがわかる。
(ディスプレイの距離感と実距離の感覚的なすり合わせが必要)

ガーミンの公式動画がわかりやすいので以下を御覧いただきたい。

もちろん後方目視が安全運転の基本だが約140m(誤差はあるだろうが…)後方からの接近を知らせてくれるので、目視範囲外あるいは目視し辛い環境でも通知があるのは大変重宝する。

また実際に屋外での明るさを確認してみたが、晴天でも十分認識できる明るさなのでライトとしても問題ない。
これまでボントレガーのFlare Rというサイコロ型のライトを使用していたが、雨天の走行時に浸水故障してしまい(ちょっとした雨では問題ないが、連続した水しぶきへの耐性はやや厳しかった模様)、その代替となるがIPX7の防水性能を誇るので、その点でも安心できそうな感じである。

自分はショップで直接注文だったが、2018/7月下旬の段階で入荷に波があるようで代理店在庫が切れている場合もあるようだ。(2019/4現在は比較的安定して入荷している模様)
以下はAmazonのリンクです。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー

2018年4月15日日曜日

なぜキーボードやマウスにお金をかけるのか?

自分は職場のキーボードやマウスは自前で準備している。
※無論もともと機器に付属しているものはある

現在使っているのは、HappyHackingKeyboad Professional2 墨(無刻印)とLogicoolのM950(Performance MX)MX2100sGR MX Master 2S(買い替えました)である。
HappyHackingKeyboad(HHK2)は25000円、M950も当時12000円ほどした。

最近マウスのボタンにチャタリング(約4年使用)が出てきたので、買い替え予定だが今回も約1万でLogicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S ワイヤレスレーザーマウス(色:ミッドナイトティール)を購入。

なぜ仕事場のキーボードやマウスをわざわざ自前で買うかといえば、「毎日長時間使うものだから」というのが理由。例えばパンツなどの下着を買う時に自分にぴったりフィットしたものであれば、快適に過ごせるが合わなければ1日不快なまま過ごさなくてはならない。そんな感じである。

1.HappyHackingKeyboad Professional2について

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨/無刻印
(上記リンクはAmazon)
メーカーサイト http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/

HHK2との出会いは約10年以上前になるが、たまたま福岡の量販店で手にとったのがきっかけ。その打鍵感にしびれたのが始まりになる。

キーボードの配列はASCII配列(英語配列)でテンキーレスであること、カーソルやファンクションキーなど一部の操作はFnキーを押さなくてはならない等、ちょっと癖があるので現在の旗印付きキーボードに慣れた人にはあまり薦められないが、耐久性とストローク、キーピッチなど文句のつけようがない。

打鍵感という意味ではメカニカルキーボードのカシャカシャも快感ではあるが、静電容量方式のスコッ!という感触はタイピングする中でたまらない物がある。
また、タイピング時に指先が隣のキーに引っかかるなどストロークまで計算され尽くした設計をされたキーボードは本当に少ない。

またキー数も最低限に絞ってあり、約29センチというコンパクトな横幅も好感が持てる。

自宅用と会社用とで2台保有しているが、最近Bluetooth対応のBTなる機種も出てきたので、またさらに1台買おうかどうしようか迷い中。
値段が2万を超えるモデルだが、一生ものと言ってもいいくらいの逸品である。

どれだけユーザーに愛された機種であるかは以下の参考記事を参照してほしい。
------------------------------------
パソコンは消耗品だが、キーボードは一生もの――HHKB 20周年イベント(ASCII.jp)
http://ascii.jp/elem/000/001/273/1273373/
------------------------------------

ちなみに無刻印モデルだと、キー配列に慣れない第三者が容易に触れないので物理的セキュリティ向上にも寄与している(笑)

2.LogicoolのMX Master 2Sについて
一方、マウスだがLogicoolのシリーズのなかでMXシリーズ(手のひらで包み込むような感じ)が好みで代々使用している。
(ゲーム用のGシリーズの多機能っぷりは良いのだが、バッテリーが持たなさすぎ)

それまではマイクロソフト製インテリマウスを使ってきたが、LogicoolのMX1100に出会った時に一目惚れした。手にピッタリフィットして、程よい重量感(正確な操作につながるのでマウスはやや重いほうが好み)

今回新調したのは、先に書いたLogicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S ワイヤレスレーザーマウス
(上記リンクはAmazon)

メーカーサイト https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/mx-master-2s-flow

電源はリチウムポリマー電池で、1回の充電で70日(1日8時間)持つという触れ込み。さらにホイールはフリースピン対応(しかもクリック付きの状態でも速く回すと自動でフリースピンになる機構付き)。

デザインはMXシリーズを踏襲しており、底面デザインが左右のサポートと真ん中のセンサー部でm字型になっている。カラーリングは黒、青(ミッドナイトティール)、白のスタイリッシュなデザインになっている。

重量はサイズに見合う145gとやや重めではあるものの、操作しづらいということはなく誤操作を防止する安定感に繋がっている。あえて難をいえばその大きさゆえに、手の小さな人にはやや操作しづらくなる点くらい。初めてLogicool製品を手にする場合には一度店頭のモック(見本)を握って感触を確認することをお奨めする。

※似たようなデザインでエレコム(Logitecブランドで発売していた時期もある)が低価格の類似品を出しているが、デザインワークを見事にパクった別物であり、クリック感や握り心地は比較にならず低価格という以外魅力を一切感じない(特にセンサーの感度については論外である)。

やはり、手に馴染む道具(それが毎日触るのであればなおさら)は、徹底的に吟味したい。

2017年12月20日水曜日

ロードバイクのパワー計が5万円で買えるようになった件(4/4追記)

自分はロードバイク乗りで、時々小さなレースに出る。
まぁ競争をしていれば速く…というより強くなりたいと考えてしまうので、以前からトレーニングの指標とするためにパワーメーター(ペダルをどれくらいの力で踏んでいるかを数値化するデバイス、単位はW)がほしいなと願っていた。
が、当時主流だったハブタイプのパワータップは10万円以上、クランク取り付け型やペダル計測型だとそれ以上…まだまだ高嶺の花だった。

------------------------------------
パワーメーターは最高出力を測るというより、パワーを数値化してその人の限られた燃料をいかに効率よく消費するかをマネジメントしようってのが目的の道具。
------------------------------------

そんなとき、2014年にStages Powerという左クランクに貼り付くようなタイプのパワーメーターが登場した。Stages Powerの最大の特徴は『とにかく安い』、それまで主流だったペダル装着型やPowerTapに代表されるハブ計測型などに比べると格段に安く、Ant+という規格に対応しているため既存のGarmin製サイコンであればそのまま使えてしまうため、大きく心が動いた。
…が、価格が7~8万円台でもう一声。

と思っていたら、パイオニアからこっそりとペダリングモニターの一部の機能をカットしたパワーセンサーSGY-PW510A80GL(80系アルテグラ)、SGY-PW510A68GL(68系アルテグラ・完売)が発売されていた。

Pioneer(パイオニア) サイクルコンピュータ用 パワーセンサー ANT+対応 シマノ社 FC-R8000(新ULTEGRA) 左クランクプリインストールモデル SGY-PW510A80GL
(Amazonへのリンク、現在はAmazonでのみ販売)

パイオニアの製品案内

ただし、価格を相当下げた関係上いろんな点が削ぎ落とされている。
・現時点でAmazonでの直販のみ(ショップ系の流通に流していない)
・アルテグラ(68系は完売、80系のみ12/1現在も販売中)だけ
・クランク長は170mmのみ
・ファームウエア更新なし
・アプリ連携なし

なんだけど、価格が最大の魅力である事は間違いないので、早速
Amazonでポチってしまった。

なお、手持ちのEdge500で使っているとヒルクライムなどケイデンスが70rpmを割る環境でデータが送られてこない問題が出ており、パイオニアに問い合わせをかけた。

回答として、一応30rpm以上でパワー検出(内部に傾斜センサでもあるのかな?)する仕様だが、補助としてマグネット(純正品はSGY-MG910P)を使用する事で改善される(かも)という話。

製品仕様関係には、ケイデンス検出マグネットの話は記載されていないが、仕様上残っている(たぶん基板は共通)のであれば改善可能と思われる。

(12/26追記・修正)
※マグネットの件についてはパイオニアへ追質問した結果、仕様上マグネット対応だが、製品コンセプトとしてポン付け想定のため敢えて説明書やWebでは言及していないとの事。
ちなみに自分の場合はマグネットを使用し始めて約1週間経過したが、その間の検出加減は相当改善している。

(2/8追記)
パワーメーターを使ったトレーニングについて教科書となりそうな書籍の紹介を掲載しました。
パワーメーターを使ったトレーニングの参考書

(4/4追記)
パイオニアの自転車用パーツの流通が、これまでの卸業者経由ではなくショップ直取引に変わったようで、ショップでも直接取り寄せできるようになったようです。

2017年8月31日木曜日

Garmin vivosmart 3 買ってみた


関連記事:
Garminのvivosmart HR Jを買ってみた(2016/2/22)
vivosmart HR Jを購入して3ヶ月経過(2016/5/18)

アクティブトラッカーとして、vivosmart HR Jを約1年半使用してきたが、ベルトの痛み(これはGarminジャパンへ修理依頼すれば5000円で交換可能)と、その他のvivoシリーズが大幅に増えたので気になってAmazonでポチってみた。
※ポチった時にモノによって1000円引きクーポンなるものが小さく表示されていた(8/31時点でブルーのS,Lのみ)ので、購入を決めるときには価格のところをよく見てほしい(見落とす可能性あり)。

ポチった翌日には到着(福岡発送だったので早かった)。

開封して思ったのはベルトがものすごく柔らかいこと、それと軽いこと。
vivosmart HR Jが29.6g、対してvivosmart 3は21.5gと8gの差しかないのに実際に装着してみると結構違いを感じる。
本体の詳細スペックはGarminサイトを参照してほしい。

Garmin ジャパン:vivosmart 3 仕様および性能

自分は手首がやや細めだが一応Lを発注したが、いざつけてみるとかなり余ったので、Sでも良かったかな…と軽く後悔(笑)

心拍数の検出部の突起が小さくなったので、肌当たりがかなりよくなったのも良い点。(vivosmart HR Jでは突起の跡が腕に残る)
ちなみに本体裏の両サイドの溝はうまく手首にフィットさせるための曲がり部になっている、小さな工夫がナイス。

PCとの通信や充電には付属のケーブルを使う。
クリップ状に変わっていた(本体がフルシリコンカバーのためだと思われる)ため、HR Jのように爪が折れる心配はない。
…といってもHR Jのクレードルも2~3日1回の充電で壊れたことはないが。

初期設定については、ものすごく簡単。

[以下はGarmin Connectがすでにセットアップ・ユーザー登録済の前提で書いている]
初期設定はスマホがあればかなり簡単で、Garmin Connectがセットアップ済みであれば、はじめに言語選択→ペアリング画面になったところで、Garmin Connectへ操作を移す。
Garmin ConnectのメニューでGarminデバイス→デバイス追加を選択すると、機種選択画面になるので
すべての互換デバイスの参照→vivo→vivosmart3を選択。
あとは開始をタップ。
いくつかの質問に答えると自動で設定転送してセットアップは終了。

これまでHR Jで自分が便利だと思ったANT+でのサイクルコンピュータへの心拍数転送や、Bluetooth連携の電話やメッセージの着信通知は健在。
(たぶんこの機能が一番ありがたい)

ほめてばかりではなく、気になった(好みが分かれるであろう)点もいくつか…
・表示が常時点灯ではない
通常の液晶ではなく有機ELを採用したため消費電力の関係か数秒で消灯してしまう。再表示には腕を動かす(これがかなり激しく動かさないと反応しない)、あるいはダブルタップ(これもちょっと鈍目)で表示する。
デフォルト(5秒)では短いので、中(約10秒)に変更した。

・スワイプがやりにくい
防水(というより防汗?)&デザインのためディスプレイ部もフルシリコンカバー状態。
なので表面の滑りが悪くスワイプがややしにくい。横スワイプのつもりが縦スワイプになってたり、タップの検知がやや鈍い時がある。

・文字がやや滲んで見える
上記と同じ理由で表面がノングレア仕様なので、その分くっきり感はない。
(読みにくいほどではない、むしろ屋外日光が強い場所では有機ELの特性でやや見にくさを感じるだが直射日光下ではノングレア仕上げの関係でディスプレイ部が白くなりほとんど見えないw、まぁディスプレイ部に影を落とせば見えるんですけどね)

というのはあるけど、HR Jと比較して厚みが薄めで見た目的にも腕にフィットしている感はあり、装着してます感もあまりないのでだいぶ気に入っている。

カラーバリエーションはブラック、ブルー(暗めのネイビーブルー)、パープル(Sサイズのみ)という感じで、色は他にあってもいんじゃないかと思うけど、目立ちすぎないという点ではこのあたりが及第点というところかも。

値段も安いし普段使いのアクティブトラッカー(自分は自転車乗る時のハートレートセンサー代わりも兼用)として、十分薦められると思う。

以下はAmazonへのリンク(色・サイズごとに別リンクにしました)。
GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vivosmart 3 Blue (バンドLサイズ) 心拍 歩数 防水 【日本正規品】 010-01755-72 ブルー L

GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vivosmart 3 Black ブラック (バンドLサイズ) 心拍 歩数 防水 010-01755-70【日本正規品】

GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vivosmart 3 Blue (バンドSサイズ) 心拍 歩数 防水 【日本正規品】 010-01755-73 ブルー M

GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vivosmart 3 Purpleパープル バンドSサイズ 心拍 歩数 防水 010-01755-74

GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vivosmart 3 Black ブラック (バンドSサイズ) 心拍 歩数 防水 010-01755-71【日本正規品】


2017年6月7日水曜日

Zenpad 3 8.0(Z581KL)関連記事リンクなど(2017/7/12更新)

これまで愛用してきたNexus7の後継としてASUS Zenpad 3 8.0を今年はじめから使っています。
画面が16:9(WUXGA IPS液晶 323ppi)ではなく4:3(QXGA IPS液晶 324.051ppi)という点に好みが分かれるところですが、OSはAndroid 6.01、CPUはSnapdragon 650、メインメモリ4GB、ストレージ32GB(With microSDHC)と業務で使うには十二分なスペックを持っています。
※動画では黒縁が出てしまうが、電子書籍ではむしろ読みやすい。

通信面ではSIMフリー機でキャリアアグリゲーション対応、またその気になれば通話までできる(手持ち通話はキツイですが、やってやれない事はない(笑))と申し分ありません。

価格面では概ね3万3000円前後を推移しており、Wi-Fi専用機としては高め感がありますが、SIMフリー機としては中程度スマホ位の価格で8インチ機が帰ると思えば手頃かと思われます。(1月購入時の価格はおよそ3万6000円でした)
ASUS ZenPad 3 8.0 SIMフリーモデル(Amazonへのリンクです)

目下のところ、Android 7の更新開始がいつか?という点が気になります(2017/4にグローバル版は提供開始)が、後継機が発表されたとの噂もあり、アンテナを伸ばしておく必要がありそうです。

(2017/7/12追記)
2017/7/12 15時ごろからFOTA(Firmware On-The-Air)でAndroid7.0が提供されることがアナウンスされました。
※7.1じゃないのが残念。

以下は自分用覚え書きです(時々更新します)


画像は公式ギャラリーから
■公式サイト
概要
本体スペック
サポート

「ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)」と「ASUS ZenPad 3S 10 (Z500M)」のAndroid 7.0への FOTAアップデート開始



■記事その他リンク
ASUS ZenPad 3 8.0 Z581KL-BK32S4 SIMフリー(価格.com)

SIMフリーだけじゃない! ASUS「ZenPad 3 8.0」の人気の理由に迫る (価格.comマガジン)

山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ ASUS「ZenPad 3 8.0」 (PC Watch)
--グレア調のギラギラした画面は外光を反射するので見づらく感じられる。
非光沢式は光をシート面で散乱させているので、明るい環境下では全体が白っぽくなり、画面自体の光も散ってしまうため読みにくさが先立ってしまう。
角度が微調整可能な携帯端末を周囲が明るい環境で使う場合は、ノングレアよりグレアのほうが認識率は高い。

「ZenPad 3 8.0(Z581KL)」レビュー。QXGAの高解像度液晶、CA対応のSIMフリータブレット (GeekDays)

ZenPad 3 8.0 (Z581KL)にAndroid Nougatのアップデーターが出始めた? (Life Time Mobile)

実際に確認してみたが6/7現在で日本版(JP)モデルでのリリースは行われていない。ASUSのフォームにリリース早よ!ってメッセージを投げてみたがわからないとの返事(直営じゃないためか?)。

質感が大幅に向上したASUSの新型タブレット「 ZenPad 3S 8.0 Z582KL」ハンズオン at COMPUTEX 2017 (engadget)
--背面のアルミニウムボディは前モデルの本革風のレザー素材と比べてより豪華なものへ
この手の端末で樹脂よりソリッド調が珍重される風潮ってどうにかならないんだろうか?
個人的にはアルミ素材よりレザー風のほうが好みである。素で持っても落としにくいし、机に置いてもカタカタ音しないのだが。

Snapdragon 652を搭載したZenPad 3S 8.0 Z582KLを発表【Computex 2017】 (Zen BLOG)


2016年5月18日水曜日

vivosmart HR Jを購入して3ヶ月経過

(前記事)
Garminのvivosmart HR Jを買ってみた
http://fjvsgarage.blogspot.jp/2016/02/garminvivosmart-hr-j.html

ライフログガジェットとして2月にvivosmart HR Jを購入して3ヶ月が経過した。ほぼ毎日装着していますが、特に大きな故障もなく使ってます。

スマートフォンとBluetooth連携させておくと、アップデートも自動で降ってくるので便利。


購入後数回大きなアップデートがあり、心拍計の修正や画面ロック機能が追加されたので、さらに使い勝手は向上。
※シャワーや身体を動かした時の誤動作で勝手に音楽プレイヤーが再生されるという「事故」を回避できるようになったのが良い。

ただし毎日装着しているとベルトの痛みが徐々に気になってくる所だが、前モデルのvivofitと違い交換式になっていないため、ユーザーがどうにかできるものではない模様。

実際にいいよねっとに問い合わせてみたところ、5000円(税別)で修理対応となるらしい。やはりスイッチ部などがあるために防水機能の管理とかシビアになっているであろうと推察。

なお、心拍の計測精度は光学式の場合誤差がやや大きめなのでモニタリング用としては向かないので要注意。
あくまでもフィットネス機器として使うのが正解。

amazonでは相変わらず売れ行きは好調だが一時期のような品薄状態は解消されているようなので、比較的容易に購入できるようになった。

GARMIN(ガーミン) 活動量計 ライフログリストバンド vivosmart HRJ Black【日本正規品】 日本語版 19557C

GARMIN(ガーミン) 活動量計 ライフログリストバンド vivosmart HR J Midnight Blue【日本正規品】 日本語版 19557E

GARMIN(ガーミン) 活動量計 ライフログリストバンド vivosmart HR J Imperial Purple【日本正規品】 日本語版 19557D

個人的にはスマホの着信通知(電話やメッセンジャー等)が大変重宝している。