インターネットが身の回りのデバイスになって大分なるが、ネットにアップする写真に関するマナーや法律に関する事を正しく理解している人がどの程度いるだろうか?
Instagramなどの写真投稿ありきのSNSのほか、TwitterやFacebook、Lineなど写真のアップロード~公開の機会は無数にあるはずだ。
昔のように、カメラで撮影した画像をスキャナでPCに取り込んで、加工してネットにアップというのが、スマホやタブレットでごく簡単にその場でできるようになり、噴出してきたのは撮影対象のプライバシーや著作権、肖像権などの権利にまつわる問題や撮り鉄による敷地侵入や破壊行為などに代表される撮影者のマナー問題である。
これら、法律とあるべきマナーなどを具体的に解説した特集が、アサヒカメラの2017年2月・3月号の2号にわたり掲載されたが大きな反響を呼びまたたく間に売り切れてしまった。
この特集を1冊の本にまとめた写真好きのための法律マナー (アサヒオリジナル)(1,296円)が3月19日に発売になった。
この中では、写真撮影の際によく問題となる肖像権や著作権などの法律的問題から撮影者のマナー、そして人物撮影に関連する(盗撮)冤罪からの防衛方法、果ては第三者による写真の無断使用と戦う方法、撮り鉄問題など写真にまつわる問題を多岐に取り上げた良書と言える。
写真撮影を趣味とする人だけでなく、インスタ映えを目指して写真を撮る人などにもぜひ一読してもらいたい。Kindle版も出ている(書籍版より200円安い)ようなので、端末に常備しておいてもいいだろう。
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