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2022年8月6日土曜日

コンパクトで安価だけどそこそこ使えるテールライト ”Knog PLUS”

最近投稿してないので、今回は自転車ネタを…

ロードバイクのライト類について、自分は視認性は重要だけど自動車や他のライダーにとって攻撃力が高い(眩しすぎる)製品が多すぎると感じています。

今回ネタにするのはテールライト。
テールライトの主目的は自身の存在をアピールして、追突事故から身を護るのというのが主目的ですが、明るすぎる場合幻惑されてドライバーの反感を買いかねないです。
存在をしっかりアピールしつつも、攻撃力の低いものが理想です。

自分の場合メインは別記事で取り上げたガーミンのリアレーダーですが、サブに今回紹介するKnog(ノグ)のPLUS リアライトを使っています。
(リアレーダー内蔵ライトは1Km向こうからでも視認できるくらい明るいですが、照射範囲がかなり狭いのでまぁ許容範囲かなと。角度が上向きにならないよう設置には配慮しています。)

Knog 製品紹介ページ
https://www.cog.inc/knog/product/plus-rear

実際にPLUSを点灯させるとこんな感じに…↓

 電源はUSB充電式で、ボタン長押しで電源ON/OFF。短押しでモード切替となっています。

最大光量20ルーメンとなっており、数字だけでは暗い?と思う人がいるかも知れませんが、近くで直接見れば目に残像が残るくらいの光量はあります。

点灯モードは
・常時点灯(バッテリーライフ:2時間*以下同じ)
・ストロボ(フラッシュ的明滅=完全に消えない:8.5時間)
・パルス(段階的な明滅:4.5時間)
・ファンシーフラッシュ(短い間隔の点滅:10時間)
・エコフラッシュ(間隔の長い点滅:40時間)

の5つ

この中で多用すると思われるのは、ストロボとファンシーフラッシュかと思われます。

ファンシーフラッシュはデイライト用のリズム感のある点滅。小型故に距離が離れると視認しづらいですが、100m程度後方からであればそれなりに視認可能です。

ストロボの明滅は常時点灯(完全に消えない)かつ暗いときでも各都道府県条例の自転車の尾灯に関する基準(テンプレ条例なので全国ほぼ同じ)である『 (1) 赤色であること。 (2) 夜間において後方100メートルの距離から点灯を容易に確認できる光度を有するものであること。』はクリアしていると思われます。
※注意※夜間は点滅の使用はNGです。理由は[1]距離感がわからないため追突のリスクがある、[2]消灯時に上記(2)の要件を満たさない(一瞬でも消えたらアウト)ため。

ストロボで持続時間がMAX8.5時間なので、通常のライドでは十分かと思われます。

このライトが気に入ってる理由として、小さい軽い(全長66mm、12g)・安い(3000円以下)・USB充電式(本体を直接USB-Aに差し込む形状)です。
(上記写真はAmazonリンク付いてます)
写真を見てわかるように背部がペンクリップ状になっているので、サドルバッグやジャージの背面ポケットに差し込むような装着も可能です。
また、長さの違うゴムバンドが2本付属しているのでフレーム固定も可能です。ただし、フレーム接触部に保護ゴム等はないので長期間つけっぱなしだとフレームが傷つく可能性があるので注意が必要です。
↑下部のマグネットでくっついた土台部(ペンクリップ使用時の脱落防止を兼ねてます)を外すと充電用USB端子が出現します。

電池の持ち時間を考えても街乗りのメイン用、ロングのサブとして個人的にはかなり有能だと思います(自分は自宅に予備を常時1個ストックしてます)。
※一部リンクはアマゾン公式販売へのリンクとなっています。興味が湧いたら下記リンクを辿っていただければ筆者が喜びますw

 

2020年6月13日土曜日

ガーミンのリアビューレーダーに新モデルVaria RVR515/RTL315登場

ガーミンから6/18にリアビューレーダーが2種(Varia RVR515/RTL315)が発売になる。

公式リリース https://www.garmin.co.jp/news/pressroom/news2020-0609-varia-515-varia-315/
このVariaシリーズとして3代目となる今機種は以前のRTL510からのアップデートとして目立つのがスマホとの連携(Bluetooth対応)。
最近はサイクルコンピュタの代わりにスマホを使う人も時々見受けられるので、そういった需要にも応えたものと思われる。

前モデルのRTL510の話はこちら↓
ガーミンのリアビューレーダー Varia RTL510を買ってみた

ところでRTL510を約2年利用してきて思うのは
『テールライトがやたら眩しい』

外車(特にヨーロッパ車)は濃霧の中でも認識できる等の基準があるのか、国産車に比べると驚くほど明るい。自転車用テールライトもそれに習ってかどうかはわからないけど、海外メーカーのものは全般的に眩しいモノが多い。
まぁ安全のためといえばそこまでだけど、ドライバーに目潰し喰らわせてどうするの?ってレベルのものも多く、このRTL510も昼間に約1Km先からでも視認できる性能である。

ただ、集団走行のときなどは後続が幻惑される恐れもあり、RTL510を集団走行で使うのはちょっと遠慮してしまうことが多い。
これがRTL515ではそれを考慮して「プロトンモード」という減光パターンも搭載した模様。ソフト制御で対応しているのであれば、RTL510にもぜひ対応してほしいところ。

もう一つのRTL315は、リアビューレーダー機能のみを搭載した廉価版。
…と言っても、レーダー機能は同一のため、テールライトは現在利用中のものをそのまま利用、レーダー機能のみ使いたいという人には最適だろう。

気になる価格はRTL515が23800円、RTL315が16800円(ともに税別)と比較的買いやすい設定である。
レーダーでは車両の大きさはわからないが、車両が後方から接近してくるというのが少しでも早くわかるというのは、街中や郊外の幹線道路などでは大変助かるので、ぜひ試してみてはどうだろう。

2020年1月10日金曜日

年末500Kmライド(Rapha Festive500)に挑戦 後編

前回に続き、Rapha Festive500のネタです。


年末の1週間(12/24~31)の8日間にトータルで500Km走破が目標だが、実質的な中日である4日目を過ぎて約230Kmとまだ半分に達してない。

最終日まで走らなくてはクリアできないのは確実だけど、最終日(7日目)は気温は高いが雨予報でロングライドには辛い状況、6日目は距離がほぼ決まっているので、その前日(つまり5日目)どれだけ頑張れるかがポイントに…。

5日目(12/28)


昨日の反省を踏まえつつ、ライトをしっかり充電して再び仕事帰りに周回コース走行。
思ったより気温が低くて、途中の補給で飲んだコンポタ缶が空きっ腹に染み渡る…

今回は4.5Kmのコースを6周回でライトが充電警告出たので下山、62Km走行。トータル301.7Km。
翌日は約80Km走る予定なので、ほぼ雨が降る予報の30日の目標が約120Kmほど。先が見えてきた…

6日目(12/29)


この日はリオモ・ベルマーレの才田選手とのサイクリング会、ここへ来てえびの高原までヒルクライムがやってきた。
平坦走行で酷使した筋肉を休めるリカバリーデイのつもりで参加したが、まさかのコース案内役に任命される…まぁ昨年もだったけど(笑)


Leomoでデバイス開発も担当しているヒルクライマー才田選手

上りに入るまで、ペーサー兼コースガイド役では概ね220Wペースで淡々と進み、いよいよフリーになるヒルクライム区間(約標高差800m/20Km)へ。
ペースが上がる若者とプロ、その尻を見送りマイペースで上り始める…。
上りは得意じゃないものの、だんだん楽しくなってきて平均300W以上で上ってたことに気づき慌てて出力を落としたり(苦笑)

オールアウトになるような踏み方はしなかったけど、そこそこに充実感のあるヒルクライムとなった。
この日は自宅~集合地点までの移動も自走にしたので、約90Km走行で合計398Km。

残りが102Km、鹿屋往復(120Km)も回避できそうな状況に。唯一気になるのは翌日の天気(その時点で降水確率90%…)だけ。

その後、夜は昼に走ったメンバーで忘年会で大盛りあがり。
ただし翌日まで走ることも踏まえて、アルコールはやや控えめに…

最終日ちゃんと起きられるか、ちと不安w

7日目(12/30)


大晦日は帰省の移動があるので、実質的チャレンジ最終日。

朝から雨、昼まで待ったけど回復の兆しが見えないので、腹を括って雨仕様装備で出発。※ちなみに雨装備とは、上が防風アームカバー装着の上からウインドブレーカー、下は生足にイナーメのレインジェル(ワセリンにアロマオイルが練り込まれたもの)で撥水ボディ化。こうすることで足は全然寒さを感じなくなる。

もっともこの日の気温が16~18度と12月末ではありえない暖かさだったのでできた芸当だと思うが、普段から気温10度くらいまでならアロマオイル塗っただけで素足でも行ける。
(そんなこと言ってたら某チーム関係者からお前はベルギー人かよと言われたw)

隼人から垂水道の駅まで約30Kmなので、2往復120Kmでクリアとなるが、絶対飽きそうなので途中そのまま桜島を1周して戻るルート(約100Km)へ予定変更…

だが、桜島に入って間もなくサイコンのバッテリー残量20%表示(汗)
前日のライド後に充電を忘れてたという失態。Festive500では手動編集は認められない…万が一電池が力尽きて記録失敗となると大ダメージになるので、残り数%まで粘って残りはスマホアプリで追加記録すればいいかと、そのまま進むことに決定。

止まってる間の電池消費が怖いので、休憩もそこそこにほぼ100Km走ったところで、残量3%に。たまらずコンビニで電池式の充電器を購入して帰宅まで持たせるだけ充電。
どうにか104Km走破してFestive500見事初クリア。

あとは自宅に帰ってから、火山灰まみれになった愛車やウエア類、シューズ、最後に自分の体を洗って、データをアップロード。

レインウエアの裾からちょっぴりはみ出した場所でこの惨状

ちなみに、クリア後にRaphaに申請すると、ワッペンを送ってくるのだけど今回で最後とのこと。来年も挑戦するかは仕事と天候次第かな…。

そしてせっかくなので、今回はイベントグッズも購入してみた。

キャップとサコッシュを購入…

別にクリアしなくても買えるのだけど、クリアしてからだとちょっと誇らしい。



2020年1月7日火曜日

年末500Kmライド(Rapha Festive500)に挑戦 前編

サイクリングSNS、Stravaでは毎月いろんなイベント(距離乗れ、ヒルクライムで標高稼げなど)があるのだが、年末にサイクルアパレルメーカーのRaphaとタイアップして行っているFestive500というイベントがある。


要は年末の1週間(12/24~31)の8日間にトータルで500Km走破せよというもの。

毎年チャレンジしようと思ってはみたものの、仕事の都合…というよりモチベーションが維持できずに断念してきたが、今年は思うところがあってチャレンジしてみた。

1日目(12/24)


まずは初日の気力体力があるうちに距離を乗ることを目標にして、ルートを薩摩半島1周約230Kmを設定。
とはいえ、家を出たのが10時前だったのでその分日暮れが早くなることに…、無論いつでも輪行できるように(!)輪行袋もバックパックに装備。

まずは枕崎までたどり着かないと輪行すらできない(鉄道がない)ので、まずは第一目標は約100Km先の枕崎となる。

平坦では概ね時速30~35Km、出力で200~250Wくらいで行くことを目安に淡々とペダルを踏む。枕崎に着いたのがだいたい15時、南さつまからの山区間でちょっとペースを落としたものの、まずまずのペース。
次の指宿までは約45Kmなので、時速30Km程度のゆったりペースでも16時半までに指宿市街を抜けてしまえば230Km完走も見えるなと楽観していた。

ところが、枕崎~指宿間で目論見が怪しくなってきた。
この部分は地図上では海岸よりを走るルートだが、10~50mのアップダウンが延々続くそこそこパンチ力あるルートで徐々に足を削られる…しかも、疲労感はさほどないにも関わらず足が回らなくなり大幅にペースダウン。


わずか45Kmの距離を2時間近く費やすことに…これで、予定していた指宿から残り80Kmを諦めて輪行で帰ることに変更。

足が回らなくなった理由は駅に着く直前に判明。
筋収縮にはカルシウムイオンが消費されるのだけど、それが不足すると動きが悪くなるということっぽい。途中で2RUN持っておきながら、あまり摂取してなかったのが敗因。
走行中のミネラル摂取(補給)がいかに大事か痛感した。

サイクリングイベントとかで、後半タレる(踏めなくなる)人って疲労というよりミネラル不足(補給が足りない)が理由じゃなかろうかと思える。

不足分の80Kmを仕事帰りのライドでどこまで埋められるかが鍵になるな…と。

2日目(12/25)


初日の疲れは思ったよりも少ない…が天気が悪すぎ。
夕方はしっかりと雨に変わり、昼飯時に乗った15Kmしか距離が稼げなかった。
トータル163Km。

3日目(12/26)


今日も雨からのスタート、夕方には上がったので走り込もうかと思ったのだけど今ひとつモチベーション上がらず25Kmで終了。
トータル188.6Km、残り320Km…このペースだと最終日錦江湾1周(160Km)か!?

明日以降走り込んでこの量をすこしでも削らねば…

4日目(12/27)


8日間の中日、仕事帰りに山を登って、近くの周回コース(1周4.5Km)で距離を稼ぐことに。
周りはほぼ畑なので真っ暗、たぬきや野うさぎしか見かけない。

淡々と走ってたら、4周目過ぎたあたりでLEDライトの要充電ランプ点灯、もうちょっと走りたかったけど山を下って帰宅。
この日は50Km走行、トータル239Km。半分までやや満たず。
だけど、明後日ヒルクライムがあるけど、明日もうちょっと走り込んでおけば

この続きは後編へ…

2019年9月11日水曜日

2020年5月から新幹線輪行が有料化?

先日JR東海・西・九州三社よりアナウンスされた特大荷物(3辺合計160Cm超250Cm未満)持ち込み有料化の件。

JR東海の案内Web
各社連名のリリース(PDF)

・特定の指定席取得必須
・指定席取らずに持ち込んだら1000円

自転車の輪行では、ほぼこれに該当することになるので由々しき事態。
自分はオーストリッチのロード220を使っているけど、サイズは1070×830×200ということで合計2100、見事に有料化対象。

(画像はアマゾンにリンク貼ってます)

そして疑問に思った点

(1)自由席ではどうなの?全員その場で1000円払うの?

(2)そもそも九州新幹線にはALL自由席のつばめがいるんだけど…

(3)1両に4席(さくら・みずほで一編成指定席20席)しかない特大対応席、すごい争奪戦にならない?
旅行会社に組織的に押さえられたら、一般乗客絶望的なんだけど。


というのを自分がおそらく最も利用するであろうJR九州に投げてみた。
数日経って返信が来た内容をざっくりまとめると…

有料化のアナウンスしたものの、細かいことは
まだ決まってないので決めたら来年5月までにアナウンスするね。


でした…_| ̄|○

元々、輪行ではこの席(座席後ろにスペースができる席)を利用していたと思うけど、特大荷物持ち込み有料化の影響で、定番席を利用できるチャンスが激減すること必至と思うと気が重い…
ちなみに、JR東日本は現時点では制度を導入するつもりはないそうで。


なお、このオーストリッチの輪行袋ロード220、エンド金具付属、タイヤ用の中仕切りあってなかなか良いです。もう一つ上のクラスのロード320と悩みましたが畳んだときのコンパクトさで軍配が上がりました。
[PR]
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [ロード220] ロイヤルブルー リア用エンド金具付属 36782

2019年1月1日火曜日

ロードバイク用冬グローブを更新

年末ぎりぎりになって愛用してるオンヨネの防風グローブの交代要員に OGKKABUTO の春秋用グローブSFG-2 購入。(メーカーリンク)

鹿児島だと山方面に行かない限り、氷点下仕様のグローブはあまり出番はない。防風性能さえ高ければ、意外と行けてしまう時期が長い。

*リンクはAmazon内の商品ページ
夏用同様のプロフィット仕様なので最初は本当にMサイズか?って思うほどタイト
夏グローブはこれが理由で手首の布地がよく切れる(酷いときは1~2回の装着で切れてくることもある)けど、流石に生地が厚いのでそれはないかな?と思う。

でも、その分フィット感がかなり良いのとスマホ対応なのが嬉しい
(タイトなので着脱がちょっと面倒だから)。


実走では縫製のすきま風がちょっと気になるので、もう少し気温が下がるときはオーバーグローブ(OVG-1W)が要るかもそれない。



秋冬用グローブのゴワゴワ感が今ひとつという人にはおすすめだろう。色は4色(指サイドが黒、赤、黄色、青)、サイズはXS,S,M,L,2l,2XLの6種類展開。
※ただし2019/1現在のメーカー在庫はXSは黒、赤のみ、2XLは黒のみなので要確認

2018年12月31日月曜日

年末のレースに出走しました

12/23に鹿屋市の霧島ヶ丘公園で開催されたかのやサイクルフェスタに参戦してきました。

昨年外周道路が整備されて、一般男子やエリート(登録選手)は外周道路(一部一般道)2.7Kmのクリテリウムをするんですが、会場となる霧島ヶ丘公園はその名の通り丘(山)の上にある公園なので、必然的にアップダウンのある(…というか上りと下りしかない)パンチの効いたコースです。
コースプロファイル(from STRAVA)
プロフィールを見てもらえばわかるように、スタート直後から600mほど下り坂、その後200mほど10%超の上りをこなし、再びテクニカルな下りが500m、そこから約1Km平均10%近くの上り(終盤300mは軽い勾配)という流れ。

一般男子(10周)の場合で獲得標高が900mほど、エリート(15周)だと軽く1000m越えという強度だけで言えば5月の照葉樹サイクルジャンボリー(海抜0mから標高800mまで駆け上がる約30Kmのロードレース)を超える強度。

毎年鹿屋体大と合宿中の韓国体大の自転車競技部が参戦、ゲストも鹿屋卒業生のプロ選手が参戦するレベルの高いレースです(今年は全日本チャンプの山本元喜選手が参戦)。
全日本チャンプの脚を見せつけて圧勝
自分はというと、去年はふくらはぎが攣ってしまい、途中で止まるのを余儀なくされた結果-2LAPという結果だったので、その反省を踏まえつつ今年のレースに出場。

…というものの、レースに向けた練習がほぼできてなかったので、今回はトレーニングのつもりで序盤の叩き合いには参加せずそれなりの強度で完走できる事を目的にしました。(後半タレて落ちてきた人を食う作戦w)

スタート直後はパレードラン

リアルスタートは約1.8Km地点のフィニッシュライン含めて1Km上りが続く一番いやな部分からになり、上りの得意な選手は一気に見えなくなりました。もうすこし軽めの上りからだったら良かったんだけどなぁ。
(ここでトップで頑張ろうとすると自分の体重だと600Wくらいで踏み続けなきゃならないので絶対持たない)

中盤までは女子エリートのトップを走ってたシエルブルーの上野選手や南大隅高の成海ちゃんとローテーションしながら1周6分ちょいくらいの250~350W程度で踏み続けられるようなペースで淡々と周回。
上りでペース作って貰う代わりに、フィニッシュライン付近は風よけをする協調体制

7~8周目で上野選手のペースアップについていけず(というか自分がタレたw)、成海ちゃんもちょっと遅れたのでトレイン解散。
このあたりで昨年途中ストップの元になった左ふくらはぎの攣りが顔を出し始めたので、余計踏めず(強度を上げると確実に盛大な攣りがやってくる)。

そして一人旅…。
9周目に入って下り始めたときに、後方でジャンの音が聞こえたので粘らずに素直にパスされようと調整(ホントは同一周回ゴールしたかったけどふくらはぎの攣りでペース上げられず)、先頭に残り400mくらいでパスされて、ふくらはぎをどうにか爆発させず-1LAPでレース終了。

正確な順位発表は貼り出しがなかったので、その直後に始まったエリートの写真撮影に行ってたら、ヨメから表彰対象で呼び出されてると連絡。
計測間違いでしょ?って思ってたら、まさかの年代別1位(全体では12位/32人出走)だったそうで…。
副賞は焼酎と(バラ園があるので)バラの花束

出し切る走りではなくクレバーに走った結果だったので、ちょっと申し訳ない気持ちになりながらも副賞いただきました。

来年はもう少し真面目に練習しようと思います。

2018年7月22日日曜日

ガーミンのリアビューレーダー Varia RTL510を買ってみた(2019/4 一部リンク更新)

Garminが2年ほど前から発売しているリアビューレーダーなるアイテムの新型が、2ヶ月ほど前に国内でも発売された。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー
(上記画像・リンクはAmazonへリンク)

Garmin公式サイトへのリンク

シートポストに設置した本体から電波を発して、後方車両の接近を検知。
サイコンの画面に車両接近を通知するアイテムである。

以前のRTL 500では筐体が横長のボックスで、複数のLEDで接近車両にもアピール…だったのだが、夜間はともかく日中の視認性は今ひとつだったため、知り合いが使用しているのを見てかなり惹かれたものの、購入までには至らなかった。

今回、デイライトとして十分な性能を持って登場したので、購入してみた。

↑Edge520と並べるとこれくらいの大きさ。

セットアップは心拍計やパワー計同様、センサー追加で行うが、登録はレーダーではなくライトで行うのが重要。
RTL510はその型番からも分かる通り『レーダー付きテールライト』である。

設定項目中にあるレーダーで登録しても使用できるが、ライトの自動変更などの機能は使えない(全部手動で行わなくてはならない)。

このため、Edgeを起動後にRTL510の電源をOFF状態から2秒押しして、ペアリングモードで起動(LED紫点滅)。Edgeのセンサー追加ですべて検索を実行すると、ライトとして認識してくれる。
※ライト・レーダーの片方のみしか認識しないときは、再度ペアリングが必要。

ライトネットワークを有効にすると、周囲の明るさに合わせてライトモードを自動で変更してくれるほか、Edge本体起動で自動的にライトも点灯してくれるようになる。
※設定変更でスタートボタン押下時に起動というモードもある。

ちなみにEdgeとライトネットワークを有効にした状態でEdgeの電源を切ると、Edgeからの制御待ちでスタンバイ状態となる(LED青2回点滅繰り返し)。
この状態で放置すると電池切れとなるので(スタンバイ状態で最大5ヶ月)、週1ライドなどの場合はきちんと電源を切って(電源2秒押し)おいたほうが良さそうである。

セットアップについては、ガーミン公式サイトのセットアップマニュアル(PDF)を事前に参照したほうがセットアップはスムーズに進む。
※添付の説明書は各国語の簡易版で、上記記載した内容はほとんど書かれていない。

実走行で使用してみると、紹介動画のように画面のサイドにドットが現れて、徐々に接近してくるのがわかる。
(ディスプレイの距離感と実距離の感覚的なすり合わせが必要)

ガーミンの公式動画がわかりやすいので以下を御覧いただきたい。

もちろん後方目視が安全運転の基本だが約140m(誤差はあるだろうが…)後方からの接近を知らせてくれるので、目視範囲外あるいは目視し辛い環境でも通知があるのは大変重宝する。

また実際に屋外での明るさを確認してみたが、晴天でも十分認識できる明るさなのでライトとしても問題ない。
これまでボントレガーのFlare Rというサイコロ型のライトを使用していたが、雨天の走行時に浸水故障してしまい(ちょっとした雨では問題ないが、連続した水しぶきへの耐性はやや厳しかった模様)、その代替となるがIPX7の防水性能を誇るので、その点でも安心できそうな感じである。

自分はショップで直接注文だったが、2018/7月下旬の段階で入荷に波があるようで代理店在庫が切れている場合もあるようだ。(2019/4現在は比較的安定して入荷している模様)
以下はAmazonのリンクです。


ガーミン Varia RTL510 リアビューレーダー

2018年2月8日木曜日

パワーメーターを使ったトレーニングの参考書

先日パイオニアのパワー計を購入して(過去記事参照)、いよいよ普段の走行やトレーニングに取り入れようと考えていたら、何年かぶりの寒波襲来。さすがに気温0度近い環境では走る気が失せてしまう(笑)

本当に自転車ってメンタルが重要なスポーツだと改めて思う次第。

せっかくパワー計を買ったので、効率良いトレーニングに活かすための教科書として、自分が使っている書籍を紹介する。
フォームとかトレーニングの手順その他ノウハウを書いている書籍は山ほどあるので、その類は今回は除いてあくまでもパワー計利用を視点においたものを中心に。


自転車競技のためのフィロソフィー
柿木克之著

具体的なトレーニングの手順というよりも、体系的な視点からまとめた1冊。

トレーニングの手順とかフォーム、メンタルなどの個々の乗り手に左右される項目はほぼ触れておらず、パワーメーターを利用したトレーニングの考え方や流れを淡々とまとめたまさに哲学書といえる一冊。

柿木克之氏を知らない人もいると思うのが、工学博士で過去にニッポ所属、イタリアと日本でレース活動をし99年全日本TT優勝、世界選出場など競技でも実績を残している。
現在はBlue Wych合同会社代表として、パワーデータの解析などを手がけており、日本代表チームに帯同することもあるすごい人。

初心者には難読かもしれないが、トレーニングの組み立てなど何度でも読み返す価値のある1冊。定価1575円という値段ははっきり言って安く感じる。
※2018/2/7現在Amazonでは新品取り扱いがない(中古あり)ようなので、書店在庫があればぜひ確保してほしい。


ロードバイク パワートレーニングの教科書
須田 晋太郎著

こちらはパイオニアのパワーメーターとペダリングモニターも併用したトレーニングの解説本、ペダリングモニターを持っている場合には説明書とも言えるくらい細かい解説がある。

もちろん、パワーメーターのみでも十分過ぎるくらい参考になる理論と解説が読みやすく(ココ重要)書かれているので、パワーメーターを使ったトレーニングを今から始めようという人にはかなりお薦め。
※あとで知ったが、編集者が「エスケープ」でおなじみの佐藤喬さんだった。

このほか、科学的アプローチで書かれている1冊としてお値段はやや高めだが、目を通して貰いたいのが次に紹介するパワートレーニング・バイブル。


パワー・トレーニング・バイブル
ハンター・アレン、アンドリュー・コーガン著

パワーメータを使用したトレーニングの解析や科学的アプローチなど、とても詳細に記載されたまさにバイブルと言える1冊。
値段は3000円台だが、値段以上の価値があると思われる。

2017年12月20日水曜日

ロードバイクのパワー計が5万円で買えるようになった件(4/4追記)

自分はロードバイク乗りで、時々小さなレースに出る。
まぁ競争をしていれば速く…というより強くなりたいと考えてしまうので、以前からトレーニングの指標とするためにパワーメーター(ペダルをどれくらいの力で踏んでいるかを数値化するデバイス、単位はW)がほしいなと願っていた。
が、当時主流だったハブタイプのパワータップは10万円以上、クランク取り付け型やペダル計測型だとそれ以上…まだまだ高嶺の花だった。

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パワーメーターは最高出力を測るというより、パワーを数値化してその人の限られた燃料をいかに効率よく消費するかをマネジメントしようってのが目的の道具。
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そんなとき、2014年にStages Powerという左クランクに貼り付くようなタイプのパワーメーターが登場した。Stages Powerの最大の特徴は『とにかく安い』、それまで主流だったペダル装着型やPowerTapに代表されるハブ計測型などに比べると格段に安く、Ant+という規格に対応しているため既存のGarmin製サイコンであればそのまま使えてしまうため、大きく心が動いた。
…が、価格が7~8万円台でもう一声。

と思っていたら、パイオニアからこっそりとペダリングモニターの一部の機能をカットしたパワーセンサーSGY-PW510A80GL(80系アルテグラ)、SGY-PW510A68GL(68系アルテグラ・完売)が発売されていた。

Pioneer(パイオニア) サイクルコンピュータ用 パワーセンサー ANT+対応 シマノ社 FC-R8000(新ULTEGRA) 左クランクプリインストールモデル SGY-PW510A80GL
(Amazonへのリンク、現在はAmazonでのみ販売)

パイオニアの製品案内

ただし、価格を相当下げた関係上いろんな点が削ぎ落とされている。
・現時点でAmazonでの直販のみ(ショップ系の流通に流していない)
・アルテグラ(68系は完売、80系のみ12/1現在も販売中)だけ
・クランク長は170mmのみ
・ファームウエア更新なし
・アプリ連携なし

なんだけど、価格が最大の魅力である事は間違いないので、早速
Amazonでポチってしまった。

なお、手持ちのEdge500で使っているとヒルクライムなどケイデンスが70rpmを割る環境でデータが送られてこない問題が出ており、パイオニアに問い合わせをかけた。

回答として、一応30rpm以上でパワー検出(内部に傾斜センサでもあるのかな?)する仕様だが、補助としてマグネット(純正品はSGY-MG910P)を使用する事で改善される(かも)という話。

製品仕様関係には、ケイデンス検出マグネットの話は記載されていないが、仕様上残っている(たぶん基板は共通)のであれば改善可能と思われる。

(12/26追記・修正)
※マグネットの件についてはパイオニアへ追質問した結果、仕様上マグネット対応だが、製品コンセプトとしてポン付け想定のため敢えて説明書やWebでは言及していないとの事。
ちなみに自分の場合はマグネットを使用し始めて約1週間経過したが、その間の検出加減は相当改善している。

(2/8追記)
パワーメーターを使ったトレーニングについて教科書となりそうな書籍の紹介を掲載しました。
パワーメーターを使ったトレーニングの参考書

(4/4追記)
パイオニアの自転車用パーツの流通が、これまでの卸業者経由ではなくショップ直取引に変わったようで、ショップでも直接取り寄せできるようになったようです。

2017年12月16日土曜日

nrcアイウエアのラインナップメモ(忘備録)

某有名メーカーのOEM先、nrcの製品群がいつの間にか相当増えているので、忘備録兼ねて特徴を整理。(レンズは全てツァイス製ポリカーボネートレンズを使用)
https://xseries.nrcocchiali.com/
画像はX3のガビア(nrcサイトから)

●X1
基本スタイル、1枚レンズ仕様
レンズ中央上部に補強のためのパーツあり。
峠の名前の付いたカラーデザイン5種、レンズカラーはデザイン毎に固定。

・アングリル(フレーム:黄緑、グレイレンズ:レッドミラー)
*アルト・デ・ラングリル(標高1570m)、最高勾配23%のブエルタ・ア・エスパーニャ最大といえる超級山岳。

・ガヴィア(フレーム:ピンク、レンズ:ブルーミラー)
*がヴィア峠(標高2652m)、ジロ・ディ・イタリアの中でも最高難度の峠。雪と低体温に苦しまされることが多い。

・ゾンコラン(フレーム:ブルー・レンズ下青、グレイレンズ:カーボンミラー)
*モンテ・ゾンコラン(標高1750m)。ジロ・ディ・イタリアに過去5回登場したアルプス山岳。

・ラ・ルドゥート(フレーム:赤、レンズ:レッドミラー)
*リエージュ~バストーニュ~リエージュのフィニッシュ前にある峠

・ステルヴィオ(フレーム:白にイタリア国旗色のワンポイント、レンズ:調光レンズ)
*ステルヴィオ峠(標高2757m)、イタリア北部のアルプス山中にスイス国境に面した峠。ジロ・ディ・イタリアにも度々登場している。

●X1RR(Race Ready)
レース仕様、カラバリ2種。
X1で特徴だったレンズ中央上部のパーツなし、軽量化のため?
レンズはブラウンレンズにゴールドミラーとクリアレンズのモデルがある。

●X2
X1の下縁ありタイプ。
ジョーブレイカーっぽい感じ。
カラバリ(アングリル、ミュール・ド・ユイ、ゾンコラン、ツールマレー、ステルヴィオ)
・ミュール・ド・ユイ(フレーム白・レンズ下赤、グレイレンズ:カーボンミラー)
*ご存知『ユイの壁』、フレッシュ・ワロンヌ以外にも世界選でも登場したことのある激坂。距離は1.3Km短いが最大勾配26%という勾配を誇る。

・ツールマレー(フレーム:黒・緑、グレイレンズ:ブルーミラー)
*ツールマレー峠(2115m)、ピレネー山脈にある標高差は1404mの超級山岳。ツール・ド・フランスで登場する。

●X3
X1のレンズ交換タイプ、クリアレンズが付属してくるので夜間でも使いやすい。
カラバリはX1と同じ5種

●X4
レンズセパレート、下にフレームがあるタイプ。
カラバリは3種(セッラ・ロンダ、ブロックハウス、ステルヴィオ)
・セッラ・ロンダ(フレーム:青黒、レンズ:ブルーミラー)
*セッラ峠(標高2218m)、ジロ・デ・イタリアでは2級山岳とされる。ドロミテ山群のなかにあり、ジロ・ディ・イタリアでは度々登場する。

・ブロックハウス(フレーム:赤黒、レンズ:レッドミラー)
*ブロックハウス(標高1665m)アペニン山脈にある山岳の名前。10%前後の勾配が続く1級山岳。

●X5
レンズセパレート、レンズ下フレームなし。クリアレンズ付属
カラバリ4種(サクリモンティ、モルティローロ、ブロックハウス、ステルヴィオ)
・サクリモンティ(フレーム:オレンジ、レンズ:ブルーミラー)

・モルティローロ(フレーム:ダークグレー、レンズ:ブルーミラー)
*モルティローロ峠(標高1852m)、ロンバルディア州にある1級山岳。最大勾配18%という難所で、峠の入口にはマルコ・パンターニの追悼碑がある。

●RX1
いわゆるメガネ型のスポーツサングラス。
カラバリは5種(ストーム、ウォーター(ブルーミラー)、スノー(レッドミラー)、ライト、マグマ)

●DARK RIDE
X1,X2,X3の黒フレームモデル。各種1種ずつ。
レンズはX1カーボンミラー、X2ブルーミラー、X3レッドミラー。

なお、Amazonでは基本取り扱ってないので、ショップに個別に聞いてみるのが吉。

(追記)
2017年モデルの一部で、日本人の目に合わせて遮光レベルを下げたらしい。
※日本人は瞳の色が濃いため、ブルーアイに比べて紫外線に強い