先日パイオニアのパワー計を購入して(過去記事参照)、いよいよ普段の走行やトレーニングに取り入れようと考えていたら、何年かぶりの寒波襲来。さすがに気温0度近い環境では走る気が失せてしまう(笑)
本当に自転車ってメンタルが重要なスポーツだと改めて思う次第。
せっかくパワー計を買ったので、効率良いトレーニングに活かすための教科書として、自分が使っている書籍を紹介する。
フォームとかトレーニングの手順その他ノウハウを書いている書籍は山ほどあるので、その類は今回は除いてあくまでもパワー計利用を視点においたものを中心に。
自転車競技のためのフィロソフィー
柿木克之著
具体的なトレーニングの手順というよりも、体系的な視点からまとめた1冊。
トレーニングの手順とかフォーム、メンタルなどの個々の乗り手に左右される項目はほぼ触れておらず、パワーメーターを利用したトレーニングの考え方や流れを淡々とまとめたまさに哲学書といえる一冊。
柿木克之氏を知らない人もいると思うのが、工学博士で過去にニッポ所属、イタリアと日本でレース活動をし99年全日本TT優勝、世界選出場など競技でも実績を残している。
現在はBlue Wych合同会社代表として、パワーデータの解析などを手がけており、日本代表チームに帯同することもあるすごい人。
初心者には難読かもしれないが、トレーニングの組み立てなど何度でも読み返す価値のある1冊。定価1575円という値段ははっきり言って安く感じる。
※2018/2/7現在Amazonでは新品取り扱いがない(中古あり)ようなので、書店在庫があればぜひ確保してほしい。
ロードバイク パワートレーニングの教科書
須田 晋太郎著
こちらはパイオニアのパワーメーターとペダリングモニターも併用したトレーニングの解説本、ペダリングモニターを持っている場合には説明書とも言えるくらい細かい解説がある。
もちろん、パワーメーターのみでも十分過ぎるくらい参考になる理論と解説が読みやすく(ココ重要)書かれているので、パワーメーターを使ったトレーニングを今から始めようという人にはかなりお薦め。
※あとで知ったが、編集者が「エスケープ」でおなじみの佐藤喬さんだった。
このほか、科学的アプローチで書かれている1冊としてお値段はやや高めだが、目を通して貰いたいのが次に紹介するパワートレーニング・バイブル。
パワー・トレーニング・バイブル
ハンター・アレン、アンドリュー・コーガン著
パワーメータを使用したトレーニングの解析や科学的アプローチなど、とても詳細に記載されたまさにバイブルと言える1冊。
値段は3000円台だが、値段以上の価値があると思われる。
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