2014年8月の定例アップデート導入後、一部のPCでMS14-045(カーネルモードドライバーの更新)導入後に、Stop 0x50 エラーが発生しコンピューターが異常終了する可能性があるとアナウンスされました。
症状の詳細および復旧の方法はMS日本のセキュリティチームblogで紹介されています。
復旧手順の概要は以下のとおり
1.セーフモードで起動
2.フォントキャッシュファイル破棄
管理者権限でコマンドプロンプトを開き
del %windir%\system32\fntcache.dat
実行。
3.regeditコマンドでレジストリ操作
フォントリストをエクスポート後にアウトラインフォント(otf)関連エントリー削除。
(1)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts以下をエクスポート重要!忘れないように
(2)以下の条件に合致するエントリー削除
・ファイル名のみではなく、"C:\xxx\xxx\xxx.otf"などのフルパスで
指定されている。
・ファイル名の拡張子が"otf"(xxx.otf)となっている。
4.再度フォントキャッシュ削除 ※2.参照
5.コントロールパネルから問題となる更新をアンインストール
KB2982791
KB2970228
KB2975719
KB2975331 の4つ
6.エクスポートしたフォントリストをインポートし、フォントリストを復元(otfが使える状態にする)。
なお、問題が発生していないPCでも上記4つの更新をアンインストールするように推奨されています。
参考:MS日本のセキュリティチーム
【リリース後に確認された問題】2014年8月13日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx
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※2014年8月29日追記
8月28日に上記不具合を修正した、アップデートファイルの配信が開始された。
なお、Windows Updateを通じて導入されるので特別な対応は必要ない。
参考:MS日本のセキュリティチーム
[MS14-045] 更新プログラム 2982791 の問題を解決する更新プログラム 2993651 を公開
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/28/ms14-045-re-released-2993651.aspx
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