2017年5月10日水曜日
MSマルウエア検索エンジンに重大な脆弱性、パッチ公開
マイクロソフトは日本時間9日にWindows10/8.1/8に組み込まれているWindows DefenderおよびWindows7用Security Essencials用などに利用されているマルウエア用エンジン、MsMpEngに重大な脆弱性があり、修正プログラムの公開を行った。
この脆弱性を悪用されると、メール等を見たりファイルを開いたりしなくても、URLをクリックさせるだけで任意のプログラムを実行可能となる。
Microsoft セキュリティ TechCenter:
Microsoft Malware Protection Engine 用のセキュリティ更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/4022344.aspx
マイクロソフトのアナウンスによると、1.1.13701.0以前のバージョンに脆弱性があるとのことで、通常は自動的に更新されるが念のために以下を参考に自身のエンジンのバージョンを確認しておくのがいいだろう。
MsMpEngバージョンの確認方法
Windows10の場合、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Defender]、この中にエンジンのバージョンが表示されている(下図参照)。
Windows8の場合、スタート画面上で右クリック、[すべてのアプリ]→[Windows Defender]、、Windows Defenderが起動したら[ヘルプ]→[バージョン情報]で確認。
※Windows7のSecurity Essencialsも操作はWin8版と基本的に同じ。
参考
Microsoft 文書番号:2510781:
Microsoft Malware Protection Engine の展開に関する情報
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2510781/microsoft-malware-protection-engine-deployment-information
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