2018年4月5日木曜日

次期アンドロイド(Android P)の開発はどこまで進んでいるのか

次期アンドロイド(コードネーム:Android P)の開発者用プレビュー版が3月上旬にリリースされている。
今後正式リリースまで複数回のプレビュー版が配布され、評価・バグフィックスを経て秋にPixel3と合わせてリリースされるだろう。

現在のところ、Nexusシリーズは今年秋でアップデート提供が終了するため(6P,5Xは2018年11月が最終)、Pの対応はないと思われる。

参考:
アップデートとサポートの最低提供期間(Google)

気になる新機能について、開発者向けページでアナウンスされている。
*一部の機能はすでに実現している端末もあるが、OSレベルでサポートされるため端末個別対応の必要がなくなる分、メーカーの負担は減ると思われる。

・Wi-Fi RTTを利用したGPSが受信できない場所でも屋内での位置取得
精度はなんと1~2m!!(イメージは下画像)

・最近流行りの切り欠きに対応
・通知から即メール返信可能に
・通知のカスタマイズ
・マルチカメラのOS上でのサポート
・イメージデコーダー(画像編集)のOS上でのサポート
・GIFおよびWebPアニメーションの生成
・HDR VP9の組み込みサポートがあるためHDR対応ムービーをYoutubeなどにアップロード可能に。
・ニューラルネットワークAPI 1.1(Android8.1で採用された機械学習の強化版)
・自動入力フレームワーク導入
・セキュリティ強化
・クライアント側のAndroidバックアップの暗号化に対応
・アクセシビリティの向上
・画面回転の設定変更(意図しない回転を防ぐためにマニュアルで回転させる機能追加)


参考
Android P Features and APIs(Google Developers)

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