2015年11月12日木曜日

11月の更新以降、IE起動時に警告のポップアップが表示される

マイクロソフトの定例アップデートが11月11日に配布されたが、Office2010利用者でWindows Update後にInternet Explorerを起動した時にポップアップでセキュリティ警告が出る例が急増している(下記画像参照)。






これは11月のWindows Updateで、MS15-116(KB2899516)を導入すると出るもので、特に実害はないので下部の『今後、このプログラムに関する警告を表示しない』にチェックを入れて、許可を出してしまえば問題は発生しない。

なお、一部のサイトではキャッシュをクリア(インターネットオプションを開いて履歴・一時ファイルを削除)すると良いとか、USB機器との相性その他複数の問題が発生している例も散見されるので、MSから何らかのコメントが出るまで当該のアップデート(KB2899516)を削除するという選択肢もある。
ただし環境が様々な状態で確定情報が少ないため、問題が解決するまでIEを使わない(Google Chrome等別のブラウザを使う)という方法を取るのもよいかも。

ちなみに別の更新でも大規模な障害が起きている(関連項目別エントリ参照)ようで、マイクロソフトにとっては受難の月となりそうである。

関連項目:
マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-116
リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3104540)

DELLナレッジベース
2015年11月度の Windows Update 後、Internet Explorerでポップアップメッセージが表示される現象について

FJV's GARAGE Annex
11月のWindows Update以降、ワコムのペンタブレットやOutlook関連で複数の障害発生(11/13更新)


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