Googleが2016年9月の定期アップデートの配布を配布するアナウンスを行いました。今回のAndroidのバージョン番号は7および6.0.1となります。
対象はNexus5,5X,6,6P,9,Nexus Player(Nexus7はサポート期間終了のため今後パッチは提供されません)。
今回のアップデートでは、メディアサーバーの脆弱性、LibUtilsの脆弱性など緊急2件、高11件の修正を含む25件の脆弱性が修正されています。
※9月5日の追加パッチでカーネルサブシステム関連の脆弱性、クアルコムのコンポーネントで特権の昇格の脆弱性等、緊急5件、重要15件、中4件の修正が追加、9月6日にはカーネル関連の脆弱性緊急1件、重要1件がさらに追加されています。
ビルド番号はAndroid7ではNRD90R/S/U、6.0.1ではMOB31Eが最新のビルド番号となります。
Nexus Security Bulletin (September 2016)
https://source.android.com/security/bulletin/2016-09-01.html
OTAファイルのリンクが判明次第、この記事を随時アップデートします。
◆各OTAファイルへのリンク(2016/9/15更新)
※Nexus6はグローバル版のリンクです
OTA Images for Nexus Devices
https://developers.google.com/android/nexus/ota
●機種別リンク
・Nexus5 6.0.1(MOB31E):Link
・Nexus5X 7.0(NRD90S):Link
・Nexus6 6.0.1(MOB31E):Link
・Nexus6P 7.0(NRD90U):Link
・Nexus9(Wi-Fi) 7.0(NRD90R):Link
・Nexus9(LTE) 6.0.1(MOB31E):Link
・Nexus Player 7.0(NRD90R):Link
OTA(差分)ファイルを利用したアップデートの場合、SDKツールのadbコマンドを利用して手動更新すれば現在の設定を保持したままアップデートできます。
※設定→端末情報→システムアップデートで更新する方法と同じ。
※adbコマンドの利用方法はこちらを参考にしてください。
それが待てないという方は、先行して公開されたファクトリーイメージからインストールしてください。
※本体は初期化されますので、設定が面倒という場合にはOTAアップデートをお待ち下さい。
※アーカイブのバッチファイルを加工(fastboot -wの部分の-wを削除することでユーザーデータは保持したまま更新されます)することにより、そのまま更新されます。ただし、ブートローダーのアンロック必須です。
Factory Images for Nexus Devices
https://developers.google.com/android/nexus/images
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