2016年3月15日火曜日

Android 3月の定例パッチ配布開始(2016年3月14日更新)

Googleが2016年3月の定期アップデートの配布を3/7ごろから配布するアナウンスを行いました。今回のAndroidのバージョン番号は6.0.1のままです。
対象はNexus5,5X,6,6P,7(2013),9,Nexus Player

今回のアップデートでは、メディアサーバーの脆弱性など緊急7件の修正を含む19件の脆弱性が修正されています。

Nexus Security Bulletin (March 2016)
https://source.android.com/security/bulletin/2016-03-01.html

OTAファイルのリンクが判明次第、この記事を随時アップデートします。
◆各OTAファイルへのリンク(2016/3/14更新)
※Nexus6はグローバル版のリンクです

Nexus5 6.0.1(MMB29Q→MMB29V):Link
Nexus5X 6.0.1(MMB29Q→MHC19J):Link
Nexus6 6.0.1(MMB29Q→MMB29V):Link
Nexus6P 6.0.1(MMB29Q→MHC19J):Link
Nexus7 2013(Wi-fi) 6.0.1(MMB29Q→MMB29V):Link
Nexus7 2013(LTE) 6.0.1(MMB29Q→MMB29V):Link
Nexus9(Wi-Fi) 6.0.1(MMB29R→MMB29V):Link
Nexus9(LTE) 6.0.1(MMB29R→MMB29V):Link
Nexus 10 5.1.1(LMY49G→LMY49H):Link
Nexus Player 6.0.1(MMB29U→MMB29V):Link

OTA(差分)ファイルを利用したアップデートの場合、SDKツールのadbコマンドを利用して手動更新すれば現在の設定を保持したままアップデートできます。
※設定→端末情報→システムアップデートで更新する方法と同じ。
※adbコマンドの利用方法はこちらを参考にしてください。

それが待てないという方は、先行して公開されたファクトリーイメージからインストールしてください。
※本体は初期化されますので、設定が面倒という場合にはOTAアップデートをお待ち下さい。

Factory Images for Nexus Devices
https://developers.google.com/android/nexus/images

Windows10 強制アップグレード阻止手順(5/25追記あり)

Windows10の強制アップデートがさらに強化され、ユーザーから非難の声も激しく上がるようになってきたので、訴訟も時間の問題か?と思われていたが、MSより公式にWin10の強制アップデート阻止する方法が提示されたので、以下に忘備録として記載します。


更新案内ポップアップのキャンセル操作を端折ってますので、ご容赦ください。

また、Windows10への更新自体は決して悪いものではないが、Media Centerがアンインストールされるため、依存するテレビ機能や動画再生機能などが利用できなくなる、ドライバーが提供されていないデバイスを使っている等で、必ずしも万人に良いわけではないのが問題点。
操作性については実はあまり変わらない。見た目の違いに慣れたら、Win7,8を比較するとWin7寄りのデザインであることはわかると思う。

なので、Win8/8.1がデフォルトで入っているPCなら基本的にアップグレード実施で良いと思う(操作性の向上が見込めるので、どっちかというとアップグレード推奨)。
※メーカーサイトの事前確認とアップグレード前の写真・文書等のバックアップは必須。

Windows10強制アップグレード阻止手順

■Windows10へアップグレードするための実行プログラムを削除
Cドライブ直下Windows.~BTフォルダ内の、[install.esd]を検索し、検索結果に表示されるので削除(表示されない場合には操作不要)
※エクスプローラー→表示→『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を有効にすること

■コマンドプロンプトを管理者として起動後、以下のコマンドをコピペで実行する。
※以下「この操作を正しく終了しました」表示が出ることを確認して次へ進む。
●Windows 10へのアップグレードを促すポップアップを停止
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx" /t REG_DWORD /d 1 /f

●Windows Update 経由のアップグレードをブロック
※下記コマンドは1行です
reg add "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Update" /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f


●該当の更新プログラムをアンインストールするコマンドを実行
※下記コマンドは1行ずつ実行(まとめてコピペしないように)
【Windows7の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065987 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3021917 /norestart


【Windows8.1の場合】
wusa.exe /uninstall /kb:2976978 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3065988 /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:3134772 /norestart


●Windows 10 へのアップグレード関連レジストリを削除
※下記コマンドは1行です
reg delete "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\OSUpgrade" /f

■Windows UpdateからアンインストールしたKB(更新プログラム)の非表示を実施
*上記操作を実行後、一度更新の確認を実施してください。
【Windows 7 の場合】
KB3035583・KB3065987・KB2952664・KB3021917・
Win10xxxへアップグレード
【Windows 8.1 の場合】
KB2976978・KB3035583・KB3065988・Win10xxxへアップグレード
※同じ更新プログラムが複数表示された場合には、全て非表示にします

■画面をすべて閉じ、コンピューターを再起動

以上で完了です。
なれた人なら、10分かからず作業できますが、可能であればFixit提供してくれないかなぁ~。

2016/5/18追記
5月のWindows Updateでさらに強力にアップグレードが推奨されています。
もし、アップグレードのカウントダウンが始まった場合には以下を参考にまずアップグレード準備を解除した上で上記対策をとって下さい。

Windows 10 アップグレード通知機能について(MS Askcore)

2016/5/20追記
一部の富士通製PCでWin10更新中にシステム回復オプションが起動して、セットアップが中断する現象を確認、解決方法を記載しました。
一部の富士通製PCでWin10更新途中に回復ナビが起動してセットアップが中断する問題

なお、一度アップグレードが走りだしてしまった場合(○○%表示)にはそのままアップグレードを継続、『これは法的文書です』の画面が出るまで進めて、その際に『拒否』を2回選択すれば以前のWindowsに戻せますので、その後上記更新阻止の操作をして下さい。
↑この時に拒否を選択します。

2016/5/25追記
5/21にマイクロソフトが、強制アップグレードの阻止ツール『Upgrade Later』の提供を開始しました。
が、やってることは上記とあまり変わりません。
https://sway.com/paGpQ6qPQYtxokYE
※アップグレードアイコンの削除はここで紹介した方法と同じです。