Windows 8ユーザーの間でWindows Updateの失敗とそれによる巻き戻しに相当時間を要する嘆きの声が多数見られる。
かく言う自分自身もWindows 8を顧客サポートの関係で早速使っているわけだが、その洗礼を受けることになった。
問題が発生しやすい更新は、KB2770917、KB2756872、KB2753842等複数に渡り、そのエラーコードの大半が800F0922というエラーを出しているのが気になる。
特にKB2770917のトラブルはあちこちで出現しているらしく、Webでの自己解決へ向けたエントリーも山のように見つかる始末。
Webを検索してみると、これらの解決方法として主に提案されているのは以下の3つ
(1)個別に手動ダウンロードを行う
(2)ドライバーを入れなおす(削除してWindows Updateを実施)
(3)クリーンアップをする
(4)クリーンインストールを行う
などなど…
(1)、(2)はこちらも試してみたが解決しない。ただ、(3)、(4)は今の環境をすべて破壊する※ので本末転倒。先日HDDの交換で入れなおしたばかりなので、実施するのは論外。
※クリーンアップとはWindowsインストール直後の状態まで巻き戻すWindows8の新機能。データは保持されるがソフトウエアは大半がアンインストールされる。
結局試してみたのは、Windows Updateのトラブルシューティング。
Windowsに付属しているトラブルシューティングは役立たずというのはこれまでの伝統だったが、Windows8は一味ちがうらしい。Windows8のトラブルシューティングでは、問題が発生した際にサービスレベルの再起動やプログラムのキャッシュクリアなども行うようで、今回は一撃で治ったので試してみる価値はあると思われる。
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■Windows Updateのトラブルシューティングの呼び出し方
コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Update中の更新履歴の表示をクリックする。
更新履歴の中にある『更新プログラムのインストールの問題に対するトラブルシューティングを実行します』をクリックする。
ヘルプとサポートが表示されるのでその中の『Windows Update のトラブルシューティング ツールをタップまたはクリックして開きます。 』を実行する。
Windows Updateのトラブルシューティングが始まるので、『管理者としてトラブルシューティングを実行する』を選ぶとサービスの再起動が行われるので、その後Windows Updateを実施する。
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PCの操作に慣れたものほど利用しないOS付属のトラブルシューティングだけど、ちょっと見直した。
ちなみに、Windows8のWindows Updateでの再起動は問答無用で実施され、その後失敗しようものなら10分弱は巻き戻しに待たされるハメになるので、『自動更新の有効化または無効化』から『更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する』を選んでおくと、使用中にいきなり再起動という悲劇は避けられるかと…。
ただしWindows Updateは手動で行うことになるので、忘れないようにしよう。
2012年12月30日日曜日
2012年12月19日水曜日
SC-06Dアップデート公開
本日公開された、SC-06Dのソフトウエア更新。
ビルド番号がIMM76D.SC06DOMALF5、IMM76D.SC06DOMALG1、IMM76D.SC06DOMALG6、IMM76D.SC06DOMALI3、IMM76D.SC06DOMALJ3からIMM76D.SC06DOMALK2に更新。
前々回が8月、前回が10月、そして今回は12月…。2ヶ月1回のアップデート。Root対策は含まれていないとはいえ、アナウンスに書かれていない詳細を知りたい所。
http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product_update/list/sc06d/index.html
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